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父との距離感。娘としてのあり方-過去・現在と、これから。

2週間前にネットショッピングで注文した、
少し早い、父の日のプレゼント。

ショップとの連絡が、最初からスムーズにいかなくて
ずっとヤキモキしていた。
送付番号で追跡しても、なかなか完了の表示にならず
ほんと、モヤモヤしていて。

やっと今日、父のもとに届いた。

この状況下だから、
日数が必要なのはわかっていたけど
2週間はちと長かった。。

「いいものをありがとう(笑顔マーク)」
のショートメッセージが届いた。
メールの「件名」欄に入力されていたが(笑)
ひとまず安心。

無事に進まないことがあると
とにかく自分を責め、状況を責めるクセ。
前職を離れてもう結構経っているのに、
それでも抜けないなあ。

失敗や、まちがいは絶対許されないよ。

そう言われながら、緊張しっぱなしだった
フルタイム勤務の時代のトラウマかな~。ふふ。

それはさておき。

父は、自己主張が強い。
わがままで自分勝手。

そんな彼に、家族みんなが振り回されてきた。

私自身、人生の岐路に立つたび、
そんな彼のふるまいを恨んだし、悔しくて、よく泣いた。

父には人生の途中で、
自分を変える選択をする必要があったし、
もっと強くなれたはずだし、
何かやらかすたびに、
いくらでもそのチャンスがあったのは間違いないんだけど。

最近になって思うのは
彼の孤独や不安が、そのふるまいや生き方にも
大きく表れていたんだろうなって。
(母曰く、幼い頃は決して順風満帆な人生ではなかったようなので)

父もそれを哀れんでほしいわけではないだろうし
私も、それをいちいち伝えるつもりもない。
私の一番よかった(かもしれない)時期は、
私の当時の能力では、どうしようもなかったことは事実だ。

ただ、今となっては、
恨みだけで時間をつないでいくには
残りの時間(日々)が短くなってきているわけで。

かつて父が商売をしていた頃、
夜中に起きて、市場に出かける前、
決まって食べていたトーストとコーヒー。

今朝、私も同じメニューだった。

蜂蜜とか、ジャムのトーストが好きなところ、そっくりだ。
あと、おまんじゅうとかモナカの、つぶ餡にうるさいところも。

最近は、耳が遠くなっているので、会話が少なくなったけど
私が帰省するときは、
私の好物を買いに行って、それはイキイキと準備してくれていると聞いた。

過去は、変えられない。

でも縁あって、父娘として、ここにある限り
それを受け止めていくのも
私の使命のひとつかなと思っている。

・・・なんて、ちょっと偉そうなこと書いてみた。

お父さん。ありがとね。

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