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kazehukaba
私の廃業記録(つづき)
経理業務引継ぎと残務処理のために経理担当の一人には今日1/31まで残ってもらいました。
一ヶ月間、一人の出勤、事務所では私と2人の時間がほとんどでしたが、本当に最後までよく働いてくれました。
昨年末に弊社は廃業を迎えましたが、その中で、正確かつ迅速な資料作成や情報提供、どんな仕事でも嫌な顔一つせず引き受け、一日も休むことなく会社にでてきてくれた彼女の存在は経営者の私にとっては心強いものでした。
「本当にありがとう」
経営者は会社で唯一自分の気持ちをお金で表現することが許される立場ですが、今回それを退職金という形で私なりにみんなに伝えたつもりでも、今日最後の社員とお別れしたあと、これでもう社員へこの気持ちを面と向かって伝えることができないさみしさが今は残ります。
「感謝は気持ち半分、お金半分」
以前、知人の経営者から聞いたがこの言葉が身にしみます。そして、その気持ちを伝えるのは今この瞬間だけかもしれないと思うと、一切の遠慮はいりませんね。
これで私ができることは全てしました。
そろそろ、次のステップに進むことにしましょう。
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