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学習ゲーミフィケーション04〜コーポラティブ後編〜

 前回、コーポラティブゲームを導入する経緯についてざっくりと書いたのですが、導入当時(十数年前)は、コーポラティブゲームで検索すると、「1セット、数千円のボードゲーム」がほとんどでした。
 しかし、現在、GIGA端末が整備されたことにより、コーポラティブな要素を含んだゲームや活動を簡単に授業に導入できるようになりました。中でも、可能性を感じているのが、「Minecraft」です。

Minecraftでコーポラティブな活動を

現在、5・6年生の社会科を担当しています。そこで、Minecraftを活用した授業を行なっています。以下、すでに実践したもの、これから実践予定のものを合わせて記録しておきます。


①誰もが生活しやすい街づくりをデザインし、クラスのメンバーで協力して建築を行う。

②縄文時代〜弥生時代にかけての生活を疑似体験するために、班のメンバーで協力して、狩猟、採掘、稲作(マイクラでは、麦ですが)を行う。

③高い土地、低い土地、寒い土地、暖かい土地でどのような家を建てるかを検討して実際に建ててみる。

④工業生産を行うために適した土地を探し、「なぜ、その土地を選んだか」をプレゼンしあう。

 今の所、考えているのがこのような実践になります。これらの活動の中に、「勝ち・負け」はありません。また、グループなどの少人数で検討し合う活動は、まさにコーポラティブなものになるはずです。

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