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鬼道AI②

 さて、前回、鬼道とはAIで代用できると仮定しました。ちょっと補足から入ると、

事象1:猫が顔を洗う動作をする
事象2:雨が降る

 この一見、関係のない事象から関係性を「見出す」という力が必要になります。そして、事象1・2の結びつきの結果、「猫が顔を洗うと、雨が降る」という成功例の「蓄積」が必要になります。

では、早速、ChatGPTに聞いてみましょう。

雨が降る条件は、「猫が顔を洗う」になりました。

 ここでAIは、「分析」という力を十分に発揮してくれましたが、一見、関係のない二つの事象を結びつけることはできるのでしょうか?

ChatGPT単体では、まず難しいと思います。そこを見出すのは、人間の「発想」だと思います。

 でも、「分析」をAIに丸投げできることで、「もしかして、こんなことあるんじゃない?」っていう思いつきを一気に処理できるのではないでしょうか。ということで、こいつを「校務」や「学級経営」に強引に落とし込んだら、「課題解決速度が爆上がりするんじゃないか」という妄想を抱いています。

 まだ、思いつきの段階でしかないのですが、Aさんの行動がBさんの行動にどう影響を与えるかといったデータを蓄積し、何らかの関係性を見出すということは、学級経営のベースとなる視点だと思います。これを一般化し、データベース化することで「指針と対策」を講じることは、様々な学級経営のノウハウとして体系化されてきています。

その処理を自学級化し、分析・処理する「鬼道AI学級経営」なんて戦略が生まれるかもしれません。これまで、ベテランが蓄積してきた知識を共有していくための手段になるかもしれません。

もちろん、僕は、全てをAIに委ねることが正解だとは思いませんが、一つの手段にはなりうるのではないかと考えています。

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