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変形性膝関節症は〇〇筋を鍛えろ!!

割引あり

◼️はじめに

みなさんこんにちは、マルヤです!

今回は膝関節シリーズ第三弾ということで
変形性膝関節症の患者さんに対しての
トレーニングについてお話ししていこうと思います。

膝関節についてより理解を深めたい方は
第一弾、第二弾を読んでいただくのがオススメです!

この記事は変形性膝関節症に対するトレーニングのみお話ししています。
変形性膝関節症や人工膝関節について知りたい方は下記のリンクからどうぞ^^


膝関節シリーズ第一弾はこちら


膝関節シリーズ第二弾はこちら



ということでこの記事は、

・変形性膝関節症に対するトレーニングを知りたい
・どの筋肉を選択的に鍛えたらいいのか知りたい
・なぜその筋肉を鍛えるべきなのか知りたい
・患者さんにトレーニングをさせるときの説明に自信がない
こんな方にとてもオススメです!
ぜひご購読ください^^









◼️大腿四頭筋

変形性膝関節症に対するトレーニングで
代表的なものとして「パテラセッティング」があります。

これはみなさんご存知だと思います。
大腿四頭筋(特に内側広筋・大腿直筋)を狙うものです。

パテラセッティング

膝窩にタオルやクッションを入れて潰すように行うのが一般的です。


細かい注意点としては、

・足関節を背屈させること
・股関節は中間位で行うこと
 (変形性膝関節症の方は股関節が外旋してしまうことが多い)
・内側広筋にしっかりと力が入っているか触りながら行うこと
などが挙げられます。

このトレーニングは患者さんに指導している方も多いと思います。


そのほかに大腿四頭筋のトレーニングとしては

・スクワット
・背臥位での股関節屈曲運動
・座位での膝関節伸展運動(レッグエクステンション)
などがあります。

どの変形性膝関節症に対するトレーニングでも
「アイソメトリック(等尺性収縮運動)」で行うことが基本です。

※アイソメトリック(等尺生収縮運動)は
  筋力増強に効果的であり過負荷がかかりにくいため





◼️鍛えるべきなのは〇〇筋!

この記事の本題はここからです!

正直な話、大腿四頭筋のトレーニングを指導するセラピストは
どこにでもいると思いますし(どこまでこだわっているかは抜きにして)、
「パテラセッティング」はどこの整骨院・整形外科でも普通に行われています。

しかし、
この記事をご購読いただくみなさんは
誰もがやっていることよりも少し上のレベルのものを
患者さんに提供したいという意識の高い方々だと思います。
そんな方々のためにわたしが実際に臨床の現場で
おこなっているトレーニングをお伝えします。



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