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いちじくの挿し木

いちじくは比較的挿し木が容易な植物であるらしい。しかも、接ぎ木しなくてもそこそこ丈夫と聞けば挑戦しない手はない。強剪定した枝ももったいないし。

ところで挿し木の正解とは何なのか。王道「肥料気の無い培養土にぶっ刺して放置」?「小粒鹿沼土で管理」?「赤玉土に刺すべき」?
調べた感じ畑の泥で成功させた人もいたっけ。
穂木から水分が蒸発しないようにテープを巻くべき、やら、形成層に傷を付けると発根しやすいとか、断面のトップジンペーストは要る、要らない、他にも、他にも…
有識者が発根率ほぼ100%!と太鼓判を押すやり方だって、カビが上がって腐ったなんて報告もちらほら。
調べれば調べる程正解の分からないいちじくの挿し木、それでも剪定してしまった枝はこのままではゴミだし、上手く根付いてくれれば儲けたもの、くらいのつもりで挿して経過を観察しよう。

メネデールを希釈した水にたっぷり浸け置きして、鹿沼に少しだけ培養土を足した土、肥料分の無い培養土、赤玉の三種類で管理。品種による出やすさ出にくさがあるし穂木の先端根元問題もあるから実際にはもっと複雑に要素が絡むんだろうが取り敢えず目的は失敗しない方法を知ることなので今年度は置いておく。親の木が大きく育ってくれれば剪定しなければいけない枝も増えて挿し放題になるだろうし。

袋挿しもあればペットボトルに穴を開けて簡易ポット管理してみたりとバラバラのせいで検証には到底不向き。
簡易ポットの鹿沼は水はけ良く乾くけど袋を使った培養土は全然乾かず埋まった部分は常に過湿気味。
停滞水を嫌うらしいとか、古い水は雑菌がとか、挿し木の水管理色々気になる点はあるが先ずは枯れるか生きるか。
10日ほどで新芽が膨らんだように見える。

根が出てくれますように。

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