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挿し木の発根

最初のいちじくの挿し木を行ったのは先月3月9日、丸々ひと月と少し経った最近、やっと根が確認出来た。
凡そ40日前後だとか暖かい時期にはひと月掛からないとか、挿してから発根するまでの目安には随分と差があるようで、それでも大抵、「まず穂木の養分で展葉してから発根」であるようで、例に漏れずうちのいちじくの穂木も発根確認の随分前から一生懸命新芽を膨らませて小さい葉を開いてからの発根になった。
葉が開いたとは言え、殆ど根の無い状態で光合成だと日向に連れ出せばあっという間に枯れるだろうことは想像に難くないので、もう暫くはこのまま直射日光を当てずに管理する事になるわけだが。

根が出た!と浮かれるには早い、鉢上げがまだ残っている。
いちじくの挿し木は成功率が高いとはよく聞く話でも、園芸初心者は簡単らしいと余裕ぶるにはまだまだ不安要素が山積みなのである。
どれだけ根が増えた頃に鉢上げするべきなのか。ある人は随分たくさん根が伸びてから鉢に移すようだし、別の人は少しでも根が出ていればもう移してしまっているし、「根が出たら鉢に移す」と言葉にすればこれだけのことが、具体的にはいつ頃?なんて疑問に明確な答えを用意する情報にまだ出会えていないのがなかなか痛いところ。
そもそも気候や置き場所、土の配合、だとか、他にも色々な要素が人によって地域によってばらばらである以上絶対と太鼓判を押せる答えは無いのかもしれないが。
土にしても、はじめのうちは肥料分を入れない方がいいとか、早々に元肥を入れる人もいたり、人それぞれ。
兎に角根が出たからすぐに鉢に移そうと行動を急ぐのはまだ怖いので今月中は様子見ということにしよう。
気温差は激しいが随分暖かくなったので水切れにはくれぐれも注意。

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