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伝える前に大切にしたい2つのこと

前回の記事は、いつ伝えればいいのか分からなくてなかなかその一歩を踏み出せないあなたの背中をドンと押せたら(せなドンできたら)いいなと思いながら書きました。


読んでくれたあなたが、少しでも「伝えてみようかな」って思ってくれたら嬉しいです。

伝えるタイミングは、もちろん「すぐに」だけではありません。

伝える状況や相手によって変わるからです。

それについてはまた今後改めてお伝えしていきたいと思っています。
 
 
 
今日伝えたいことは「誰に?」と「何を?」の大切さです。

先ほども書きましたが、もしもあなたが前回の記事を読んで「伝えてみようかな」と少しでも心が動いたんだとしたら、そして「でも何からすればいいんだろう?」って思っているんだとしたら、その一歩を応援したいなと思ってこのテーマにしました。
 
 
 
例えば前回の記事で紹介させてもらったクラス通信ですが、今思うと最初は書くことだけが目的になっていました。

もちろん「伝えたい」っていう気持ちも「クラスをよくしたい」という気持ちも持っていましたが、今思えばこの「誰に、何を」がぼんやりしていた気がします。

その証拠・・・かどうかは分かりませんが、毎日書き始めてしばらく経った頃からやけに教室のゴミ箱がいっぱいになっていることに気がつきました。

その原因は、ぐしゃぐしゃに丸められたクラス通信でした。

とてもショックでしたが、その頃は「いつか絶対に伝わるはずだ」とただただ必死に自分に言い聞かせて書き続けていました。
 
 
 
そうやって書き続けていく中で、文章に思いが乗ったクラス通信を書けるときがありました。

書けたときに共通していたのが「誰に伝えたいのか?」「何を伝えたいのか?」がはっきりしていたことです。

「クラスのみんなに」ではなく「◯◯くんに」、もっと詳しくすると「昨日あんなことがあって、きっと今こんな気持ちでいるであろう◯◯くんに」っていう感じです。

そして、そんな◯◯くんに対して結局何を伝えたいのか(一言で言うと?)がはっきりしているときに思いが乗った文章を書けていることに気づきました。

それと同時に、それがはっきりしていないクラス通信を毎日毎日読まされていたクラスの生徒たちが、ぐしゃぐしゃに丸めてゴミ箱に捨てていた気持ちも今なら分かるような気がします。
 
 
 
つい「みんなに100%の思いを伝えたい(伝えなきゃ)」と思ってしまいがちなボクだからこそ、まずはこの「誰に?」と「何を?」から考えることを大切にしています。

それでも伝えていく中で改めて気づくこともあるし、一度伝えてみないと分からないこともあるし、つい忘れてしまって「どう伝えようか」から考え始めてしまってまとまらなくなることもよくありますが、この記事を書いたおかげで今一度大切にできそうです(笑)

「伝えてみようかな」と思ったあなたもぜひ大切にしてみてください。
 
 
 
そんなボクとあなたをつなぐ今日のしつもん

「誰に、何を伝えたいですか?」
 
 
 
きた@ 帯と伝えたい相手はギュッとね!

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