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あの「nVidia」がねぇ。世界はだから楽しい♪

【引用】
エヌビディアのような世界一級の夢を見させてもらうのは難しくても、この企業は面白そうだ、株主として社会のダイナミズムを共有したいものだという戦略が様々な規模の会社で出てくれば、投資家の裾野も広がりそうだ。日本企業再始動機運の今はいい機会ではないか。
(編集委員 深田武志)
【引用終わり】

時代の変化に最適化するなり、大化けしたり「従来と異なる解釈」に至ったりするのは人生の醍醐味だ。

とてもエキサイティングだし、世の中の意外性や偶然やってくるチャンスを捕捉する能力は必須だなぁと、つくづく思うのだ。

云わば、生成AI絡みの流れは「ChatGPT」で着火し、映像制作環境も激変していくだろう。すでにiPhoneですら結構な画像がとれちゃうんだし。コンピューティングフォトが背景にある。それは、今の先が地続きである事を語っている。そしてそれはニンゲンの性癖として後退しない。始末に負えない事を平気でやってきているのが人類の歴史だからだ。

転じて、デジタル写真(画像・映像)に、寿命が来るのは避けられないと個人的には考えている。撮影も何か特別な意義があってその機材を使う理由がないと、成立しないだろう。写真が良ければ安心だ!という時代は間もなく終わる。

一方、フィルムで撮影され、丁寧にプリントされた写真のモノ性には揺るがない価値が残っていくだろうことは言うまでもない。写真家として云わんとするのは、どちらかに振り切らないと「一般の方と同じ」となるのは目に見えているのだ。あなたはどうしますか?特にプロの写真家さんには、喜ばれない世相だろう。(プロフェッショナルとアマチュアという概念の二元的要素はここでは問わない)

戻って、「nVIDIA」と云えば自作PC界隈の方々なら、もう2000年初頭頃から頭に焼き付くくらい有名な企業だ。「ATI」も同様だろう(※現在AMDが吸収している)
あのニッチなマーケットの一部品メーカーが、何かのきっかけでココまで化けるというのは、隔世の感がある。チャンスをつかみ切るかはまだ注視する必要があるが・・・

アメリカンドリームと云うと少し古いけれど、シリコンバレーというアメリカンドリームは、まだ生き延びている。この島国にはそういう概念がないし、実体としても存在しない。僅かなチャンスは「TSMC」が、台湾海峡の危機に際して、工場資源を分散させた事の余波で「熊本」が特需になっていること。こういう「チャンス」を生かすも殺すも「nVIDIA」や海外勢のように、感度の高いビジネス感覚を持っているか?という辺りの話だろう。

この記事には、「投資家に正しい株価を付けてもらうのがIRの本質だ」と明言している。株価優先という事はそのような資本主義の欠陥を補えない事実もあるという事だ。

最後に言いたいのは、「何に価値を置いて行動するか?」というのは、それぞれの能力を自覚したうえでの「バランス感覚」なのだろうと思う。
しかし、そこに「すべき事」や「やりたい事」への「熱量」が足りなければ、何も身動きが取れないだろう。このところのこの島国にはそういう気配が充満している。

少々、気がかりだが、それは私に関係があるか?と云えばあるが、あまり気にしても仕方ないのだ。それぞれの判断にかかってくるのが今の世の中だ。

ぼーっとしないためにも、良いチャレンジを続けていく励みになる記事だったので、取り上げた次第だ。(チコちゃんに叱られる、みたいなフワッとした番組では話にならないし、あれは子供向け番組だ(笑))


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