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昨日の日記 (2022.9.25)
昨日は北浦和にある埼玉県立近代美術館で開催されている「シアトル→パリ 田中保とその時代」という展覧会に行ってきました。
雨模様の北浦和駅です。昔はもっと趣がある駅舎でしたね。僕が子供の頃から馴染みがある駅です。ここに降り立つのは久しぶり、駅前の店舗、雰囲気...ずいぶんと変わっていました。
近美と呼ばれている近代美術館は駅の西口から歩いて2,3分の北浦和公園の中にあります。その正門にはいつも、開催されている展覧会の看板が掲げられています。
生憎の天気でした。秋の木漏れ日の雰囲気は最高ですね。公園の中の噴水にはサックスのオブジェがあります。そして2時間ごとに「音楽噴水」といって音楽と噴水が融合したアトラクションが楽しめます。夜にはライトアップもあるそうです。
ここが近美の正面玄関です。館舎は黒川紀章さんの設計。1982年に完成、開館しました。モダンですね。
ここが田中保さんの展覧会の会場です。日本からシアトル、そしてパリ。彼がどういう人生を絵とともに辿ったのだろう、という興味がありました。
シアトルへ渡り、画家を志す。そしてアメリカ人の女性と結婚する。その異人種間の結婚がアメリカでスキャンダラスに報道される。その後パリに移住し、多く絵を描き、名声を高めていく。日本での活躍を願うが、日本の美術家たちとの溝に葛藤する。
今から100年も前、怒涛の人生を送った田中保さん。その絵を楽しむことができたとともに、人ひとりの生き方を学び知ることができました。
近美は「椅子の美術館」とも言われ、多くの椅子を収集し、常時数十種が展示されています。館内のあちこちに面白い椅子があるので、それだけでも楽しめます。
常設展を見るのも、僕が近美に行く楽しみの一つです。僕はこのモーリス・ドニの「シャグマユリの聖母子」が好きです。
近美を出て、目と鼻の先にはdisk unionがあります。近美に行くときは、disk unionにも立ち寄ることが多いです。昨日はSly & The Family StoneのFreshというアルバムを買いました。このアルバムはヘビロテになりそうです。
ちよっと懐かしい街を歩いたり、画家の絵や人生に触れたり、新しい音楽に出会ったり。雨降りで、どうしようか迷ったのですが、出かけてよかった一日でした。
話は変わりますが、来年の1月に運転免許の更新があります。どうやら今僕がかけているメガネでは、条件に満たないようです。視力がかなり低下してしまいました。昨日、新しいメガネの受け取りにも行っていました。
明日からはこのメガネでの生活が始まります。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
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