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朧月

 朧月とでも言うんでしょうか。
 美しい十三夜の月も良いですが、タマにはこんな月も風情があって良いものです。
 なにかしらシンミリしたような感じになりますよね。
 
 そう思っていて、しばらくして見たらすっかり雲が取れてキレイな月が覗いているではありませんか。
 先程までの雰囲気とは打って変わって煌びやかな凛とした感じがまた良いですね。
 今日は雹が降り、稲妻が轟くような天候だったので、月にもその影響があったのでしょうか。

 見える月の姿によって、コチラの気分も随分変わってくるものです。

 でも、考えてみたら月そのものは何も変わっていないんですよね。
 変わったのはコチラ側の、雲であったり天候であったり、それによって月の見え方が変わっただけで、月に対するイメージを勝手に変えている。
 月はただただそこにあるだけです。

 よく言われている「自分とまわりのヒトやモノに対する捉え方」というのも結局そういうことなのかと。
 同じ相手、同じ物事に対してもコチラ側の見方次第で変わるもの、つまり自分次第でどうにでもなるのだというような話はよく聞きますが、こういうことかと妙に納得できました。

 ツキを見てキヅキました。
 
 これもあなたの捉え方次第です。

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