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ブラジリアン柔術大会のカメラマンは増えた方が良い

小林製薬ばりに言葉の聞こえは特に考えず、シンプルに伝えたいとそのタイトルになりました。この内容についてずっと書いてみたかったですが、増やした方が良い?それとも増えた方が良いか?結果的に増えた方がいいです。日本語はむずいですね。

残念ながら、JBJJFの大会しか明るくないので、JBJJF大会をベースに自分の感想を述べたいと思います。現状としてはJBJJFの大会撮影JIUJITSU NAVIさんがメインで写真撮影班をしているようです。最近の情報は把握しておりませんが、自分が以前関わった時に一緒に撮影していた方はいつもの方です。少数精鋭で、大会参加者が多い時に全大会の試合写真を撮影は間違いなく無理です。首都圏大会はそうですが、地方大会であれば、尚更という感じです。

個人的にはJBJJFのカメラマンとしてやっていた数年含めて、アマチュアの私にとって凄いいい待遇と経験でした。ちゃんとした待遇や旨い賄いもあるし、水まで用意してくれて言うことはほぼないです。おそらく大会運営側としても大会写真を撮ってくれる方が増えた方がブラジリアン柔術の発展には間違いなくいいことだと思います。

ただそんなに簡単に増えないのが現状です。

設備が必要です

後撮る時間も

あたり前ですが、カメラがないと写真が撮れません。自分が知っている限りでは柔術大会のカメラ班は自分を含めて撮影用カメラ二台を用意しています。自分の場合は、予備機もあり、合わせて三台を持っています。つまり、レンズは望遠を含めて最低二個が必要です。

それ以外に、複数なバッテリとバッテリグリップやメモリカードも必須です。それぐらいの設備なので、専用なカメラ鞄がないと、これくらい荷物だとめちゃくちゃ重いです。10キロなんて余裕に超えます。編集用でMacを入れると尚更です。通の鞄だと持たないです。

カメラの知識も必須です

めちゃくちゃ勉強した

当然ですが、カメラが使えないと意味がないです。各メーカーと各機種は異なるので、まずカメラの操作に慣れることが大前提です。そこからカメラの設定スキルが問われます。場所によって設定が変わるので、光学に関する最低限の知識を知るべきです。

お金はかかります

これだけで100万円以上

それもそうですが、自分の場合はキヤノンユーザーで、レンズ二つで60万弱超えます。カメラは別売りなので、2台合わせて70万です。それはまだかなり安い方です。最近いいバッテリは一個1万円以上にします。1台はバッテリグリップ付きでバッテリーが2個使いなので、2台だとバッテリ4個が必要です。もちろんバッテリがなくなってから充電したら、試合撮影に間に合わないため、自分は常に予備2個を持っています。それで6万円が飛びます。ちなみにバッテリグリップも別売りです。カメラ機種によりますが、数万円します。後はメモリカードです。メモリカードはたまにデータがなくなりますので、基本一台のカメラに2枚が入っています。もちろんカード溝が一つしかない機種もありますが、メモリカードは4、5枚を常に持っています。ご存じのとおり、容量が大きく読み取りが早いカードだと1枚が数万円します。つまり、大会撮影用にフル整備すると余裕に200万を超えます。

編集スキルが望ましい

編集忘れたら怒られる時も

取り出しは全然ありと思いますが、インスタ映えの写真を撮るために基本編集します。MACと編集アプリはまたお金がかかるけど、ここはこれ以上言いません。笑!なので、ある程度編集スキルが必要となってきます。つまり、撮った写真をセレクトして、トリミングと後加工をやります。そこはノウハウ、知識、センスが問われます。

それ以上書くと、大会カメラマン見込み人口が逆に減るので、ここでやめときます。ネット上「カメラマンがもっといれば、良いのに」と言う声はよく聞きますが、慣れるまでとは言えませんが、まずなるのにめちゃくちゃお金がかかると勉強時間が必要と言う状況を理解してもらいたいです。

最後に言いたいのは大会カメラマンが職人です。撮れる人は元々少ない中で、これからも高齢化を迎えます。撮られて当たり前と思わず、お金の余裕がある方はぜひお金を出して支援をお願いいたします。

それでは、また。

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