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竹林整備&ツリーハウス建築修行の旅(2)

トータル3日間の旅を終えた。

山陽は冬でも太陽がさんさんで非常に有り難かった。作業もサクサク進む。

今回の作業はここまで。1番トップの地点がツリーハウスの土台になる。次回の作業は春頃になるとのこと。

山ノ内さんが手がけた別のツリーハウスにも案内してもらった。

榎木に建てたドングリ型のツリーハウス。


土台は特注の杭を打ち込んだとのこと。ツリーハウスの土台をどうすればいいのかが1番の謎だった。木は多少痛がるかもしれないけど、これでいいのだと知れた。

今回の現場は、かつては松林で、施主さんが子どもの頃にはよく森に入って遊んでいたという。ある時期に松くい虫に一斉にやられ、松が枯れ、そして竹が繁茂したらしい。日本中こうして手に負えなくなった竹林が多い。
それでも、今回尾道周辺をドライブしながら山を眺めてみると、植生の豊かさを感じられた。葉の落ちた広葉樹が陽に照らされて、冬らしい山の風景をつくっていた。
鳥取の汽水空港周辺の山々は杉と竹の割合が多く、季節を問わずずっと一面が緑だ。それは穏やかな緑ではなく、人や動物を寄せ付けない鬱蒼とした雰囲気を放っている。でも、だからこそターミナル2の活動や竹林整備をする意味も増す。集落のじいちゃんばあちゃんが語る、かつて遊んでいた里山の風景を再び見てみたい。懐かしい風景をただつくるのではなく、僕はサウナやツリーハウス、竹デッキをつくろうとしている。どんな風景になるだろう。懐かしい、でも新しいことをしたい。
まずはターミナル2を人が使いやすいように再び草刈りからスタートする。人が通い、遊ぶように野菜を育て、竹で建築物をつくり、焚き火をする。そんなふうにして、鬱蒼としたエリアに良い空気を流したい。ある程度整ったら、色んなイベントをターミナル2で開催していこうと考えている。これまではトークやライブのような、店内でするイベントが多かったけど、これからは屋外でやるイベントが増えるだろうな。楽しみだ。

今回の旅で、やりたいこと全部やれると確信した。やるぞ〜!!

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