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hotaka
2021年6月10日 11:01
3日前に逝った愛猫ムギが身につけていた首輪。革のバンド部分は亡骸と一緒に棺に入れたのだけど、鈴と金具の部分は燃やせないので切って残し、キーホルダーにつけた。 息を引き取った後の亡骸を、もう抱くことも触れることもできなくなるからという思いで何度も撫でたりさすったりしたけれど、実は自分でも意外なくらい亡骸そのものに対する執着はなかった。 光を失った目や、半開きのまま固まった口元、固く硬直した四