金→授業→いぬ

こんばんは。生粋です。

最近は交通費も捻出できないので、9kmほど歩いて通学しています。自転車を使わない理由はずっと前からガタが来ているうえに、壊れたらどうしようもないからです。
工賃が出せないから途中の自転車屋さんに預けることもできないし、押して帰ってくるのは嫌でしょ？

ーー生粋の朝は早い。9時ごろ起床。

この時点で1限は始まっているが、残機が3体残っている授業なので問題ない。交通費を持っている世界線の私が受けているはずだ。譲ってあげよう。

私は9時に起きたら9時1分には家を出ることができる。1分の内訳は靴下を履くのに30秒、その靴下が昨日履いたものかどうか確かめるのに30秒。

Ｔシャツとかは気にならないが、靴下だけはなんか気になる。私のことを触りたい潔癖症の人がいたら靴下を触るといい。靴下なら毎日洗っているはずだから。

さてここから2時間かけて通学するわけだが、毎日異なるトラップが仕掛けられている。足止めを食らって2時間では辿り着けないことの方が多い。

必ずいるのは園児詰め放題みたいなやつ。
タイヤのついた檻みたいな乗り物に、保育園だか幼稚園だかの子供がこれでもかと詰め込まれて護送されている。

その様子が大変微笑ましくて気に入っているわけだが、あまり近づきすぎると穢れを移してしまいそうなので反対車線でニコニコするようにしている。

手を振ると子供達とおばさんの保育士は手を振りかえしてくれるが、若い保育士は一瞬怪訝な顔をする。

そんなこんなでメガ乳母車と出会ってしまうと15分くらいは立ち止まるはめになる。まったくいい迷惑だ。おじさんとかを護送してくれればこちらも立ち止まらなくて済むのに。

次によく出会うのはベンチ。ドラクエで言うミミック。特に今日みたいにステキな秋晴れの日、お日様に照らされたベンチがあったら。

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