モノローグ
実は、1年半程前から、ずっと精神状態があまり良くない。
調子が良い時もあるが、それは稀なことだ。
これは、家族や一部の友人しか知らないことである。
別に、他の人に知られる必要もない。
理解・配慮してもらえるのは当事者としては嬉しいけれども、
それを他者に強制はしたくない。
けれども、ヒトリゴト=モノローグとして、
ダラダラと綴ってみようと思う。
2021年の11月くらい。卒論と制作と闘っている中、
愛鳥のセオちゃんの卵巣がんが発覚した。
卒論を100%頑張った。合間で制作も可能な範囲で全力を尽くした。
セオちゃんの看病も120%頑張った。
それでも治療の甲斐なく、セオちゃんは、翌年2月に虹の橋を渡った。
セオちゃんは、家族の中で最も私に懐いていた。
私は人生ではじめて、大きな喪失感を覚えた。
つらくて、悲しくて、堪らなかった。
この状況は、ペットロスを経験した人なら、誰でも共感できると思う。
大抵の場合は、時間が薬となり、悲しみが癒えていくだろう。
しかしながら、私の場合は、悲しみが癒えるどころか、
身体と精神に異常信号が沢山出てしまった。
母同伴でメンタルクリニックに受診すると、
先生が「パニック障害」ですね、と。
うん、そりゃ、そうだよなぁ。
こんな症状おかしいもん。
それに、母とも同じ病気。嫌なタイプの、おそろっち。
ちなみに母方の祖母とも、おそろっち。
「この家系、呪われとんか?」
と思わざるを得なかったw
「パニック障害って、遺伝も関係しているんですか?」
母が先生に尋ねると、
「その可能性も大いにあります。」
と先生が仰った。
ご家族に既往歴のある人がいる場合は、
ストレスマネジメントを意識することを、強く、強く、お勧めする。
何もかもを、全力でやる必要は無い。これはマジな話。
それから、安定剤とSSRI(抗うつ剤)による治療を始めた。
かれこれ1年半、投薬治療を続けているが、
「目に見えないストレス」が蓄積されていくと、どうしてもパニック発作が出る。
この1ヶ月間でも、発作が何度も起こりそうになった。
退勤時の電車内で気持ち悪くなって、家に帰った途端嘔吐したり、
作業中に息苦しくなって、腕辺りが痺れてくる感覚を覚えたり、
突然心臓辺りから血の気が引く感覚がして、変な汗を沢山かいて混乱したり。
もう、最悪でしかない。
しかも、SSRIの副作用で、悪夢を沢山見る。
開腹手術を受けさせられる夢。
左目だけ二重整形手術(脂肪吸引・部分切開)を受けさせられる夢。
洪水で自分以外全員タヒぬ夢。
同級生が⚪︎されて、犯人が近くにいる夢。
高級ブティック店内で、細木⚪︎子みたいな女霊媒師に「アンタこれ写真に撮って待受にしないと、一生独り身になるわよ‼️」と言われる夢。
数学教師に「これ割り切れるで」と言われて、永遠に割り切れない割り算をやらされる夢
「悪夢をテーマにアルバム作れるんちゃうん?」ってくらい、酷いw
常にこんな状況なので、
「体調大丈夫ですか?」
「お元気ですか?」
「最近、ちょっと具合悪そうですよね…。」
とお声がけいただくことがある。
お気遣いいただくこと自体は大変有り難いが、
「大丈夫です!」
なんて大嘘を言えないし、
「いやぁ、元気ないっすわ。。。」
と伝えても、相手に尚更心配をかけてしまうので、
どう返答して良いのかが、わからなくなる時がある。
それが最近の悩みだ。
母を見ていても察しがつくが、
恐らく、この疾患とは一生付き合っていかないといけないので、
どんなにキツくても、
「まぁ、こんなもんか」精神で生きなければならないのだろう。
ここまで読んでくださった皆様には、
「へぇ、こげーな人もおるんじゃぁ。」
「ワシもストレス溜めすぎんように、気を付けんといけんなぁ。」
と、思っていただければ、それだけで本望だ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?