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一期一会。初対面の人との会話を楽しむ

家から最寄の駅付近をウロウロしていたら若い女性の方に声をかけられた。不動産関係の仕事でマーケティング調査をしているのだとか。

特に急いでいるわけでもなくて、1、2分で終わるとのことだったので調査に応じることにしました。
年齢とか、仕事の業種とか、今住んでいる家のことなど、いくつか質問されてそれに答えていく感じ。

途中、今勤めている会社についての質問をされた時、実は所属している会社は東京ではなくて、出張で東京に来ているという話をしました。
数ヶ月後には地元に帰るのだと。

すると「一期一会でなんとなくご縁を感じたので少し寂しいです」みたいなことを言われた。
初対面であって数分なのにそんなことを言われたのはちょっとビックリ。
本当にそういう風に思ってくれたのか、それとも色んな人に対して同じことを言っているのか、実際のところはわからないけれど、でも少なくとも嫌な気分ではなかったし、むしろ嬉しかった。

ただ、いきなり声をかけられて誰かと話すような心の準備ができていなかったし、アンケート調査の目的だったので正直ちょっと面倒臭い気持ちをあり、気の利いた話が全然できなかった。
今思うと、向こうもアンケート以外のことで自分のことを少し話してくれたりもしていたので、もっと雑談して話を広げてその時の会話を楽しめば良かったなと少し後悔している。

事前に声を掛けられると分かっていれば心の準備ができたのに、と思いつつ、、きっとこういう瞬間は何も準備をしていないふとしたタイミングで訪れるのだろうと思う。

街中を歩いていて声を掛けられる時ってほとんどお店の前での客引きとかなんかの会員に入会させられそうになったりとか、結構本気で面倒な事が多いのけれど、必ずしも嫌なことばかりではないのかもしれないと思った。

「一期一会」という言葉が、何気なく出会った初対面の人との会話を楽しむためのコツなのかもしれない。
言われても嫌な気持ちはしないし、自分自身誰かと話をする時にその言葉があるとなんとなくいつもより会話をしようと思える気がする。
これからは1人で外出する時、一期一会という言葉を意識してみようと思う。

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