一度発してしまった言葉はキャンセルできないから、後悔しないかどうか考えることが大事
キャンセル(取り消し)という概念をはじめに考えた人はすごい。
ネットの時代になって、キャンセルは日々当たり前のように起こります。
お店を予約しても、別の予定が入ったらキャンセルできます。
メールの送信の短期間なら送信後に取り消せる機能があるし、今はLINEの送信も取り消すことができます。
仕事でも契約直前までいったのにキャンセルだとか、婚約破棄だとか、一度決まったことをなかったことにできます。
twitterやnoteだって一度投稿した内容を削除することもできます。
ネット上だとキャンセルができるのは当たり前だし、むしろキャンセルできないとするとなんとなくリスクに感じてしまう自分がいます。
でも、人と普通に対面で会話していると、一度発してしまった発言はもう二度とキャンセルすることはできません。
なんでこんなことを書いているかというと、私は人と話すときに、「これは言わなくてもよかったな、むしろ言わない方がよかったな」という内容のことを思わず言ってしまう事があるから。
昔からそうで、仕事でもプライベートでも、言わなくてよかったことを言ってしまって後でひたすら後悔することがよくあります。
こういうとき、自分が言ってしまったことをキャンセルできたらなー、、
と思う。
でもそれはきっと無理なこと。
一度発してしまった言葉は誰かに認識されてしまった時点でもうキャンセルができません。
LINEやTwitterだって、一度発信した内容を取り消すことはできるけれど、取り消す前に誰かに認識されてしまったら、もうキャンセルしても無意味になってしまいます。
一度発信して誰かに認識されてしまったものをキャンセルするというのは、どれだけ技術が発展しても実現できそうにありません。
考えるよりも行動する方が大事だという言葉もよく耳にするけれど、でも、自分の行動や発言は取り消しができない以上、発言した後、あるいは実行した後に後悔しないかどうかはしっかり考える必要があると思います。
後悔を基準に考える
何事も行動移せない人は(私も含めて)多いと思うのだけど、行動に移した場合と何も行動しなかった場合、どちらがの方が後悔するのかを考えると、行動に移しやすいのかもしれません。
行動しなければ絶対に後悔する、と思ったのであれば、行動に移す確率は少なからず上がりそうです。
言わなくてもいいこと、言ってはいけないことをよく言ってしまう人は、発言する前に言って後悔してしまわないかをよく考える。
そうすることで色々とうまくいくかもしれません。
後悔と聞くと、割とネガティブな印象を持ちます。
確かに、何か起きてしまった後、やってしまった後に後悔しても、それが何かの解決になることはないので、後悔する時間は無駄な時間だと思います。
でも、事前にどれだけ後悔するかどうかを考えることは、後々後悔しないためにすごく重要な気がしてきました。
そう考えると後悔という言葉はそこまでネガティブな言葉ではないのかもしれません。
うまくいかない日はとことこんうまくいかない
私はそういった言わなくてもいいことを言ってしまって後悔してしまう事がよくあるのだけれど、そういう日はとことんダメになります。
一度言ってしまうと、同じ日に何度も似たようなことを繰り返したり、謎の知ったかぶりをしてしまって後でなんでこんなことをしたんだろうと後悔してしまったり、一度後悔が始まると色々とうまくいかなくなります。
定期的にそういう日があります。
おそらく、後悔が始まった瞬間から気持ちがネガティブになるので、普段よりも思考力が落ちてしまい、結果として後悔するような言動が続いてしまうのかもしれません。
後悔をしているときこそ、冷静になってさらに後悔しないために考えることが大事かもしれないと思いました。
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