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ゆがんでる?社員の姿勢を計測してみた

皆さんは自分の姿勢に関心がありますか?
弊社製品 ShiseiCam(シセイカム)姿勢の特徴を知るために役立ちます。今回はShiseiCamを使って社員の姿勢を計測してみました。
社員の姿勢にどんな傾向が見られたのか、ご紹介させていただきます。

(文 : ShiseiCam 開発担当 O)


ShiseiCam(シセイカム)とは

ShiseiCamは、Microsoft社の3Dセンサー「Kinect」を用いた、マーカーレスの姿勢計測システムです。

カメラが瞬時に人の骨格を推定するため、カメラの前に立つだけで体の歪みやねじれを短時間で計測できます。

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実験内容

20~50歳台の社員の姿勢を男女合わせて50名計測しました。
機材の設置に5分ほどかかりますが、その後は1人1分程度で計測が終了しますので、比較的短時間でデータを集めることができたと思います。

皆さん自分の姿勢レポートに一喜一憂しており中々好評でした。
以下が過去に撮影した私のレポート例です。(クリックで拡大できます)

無題

各項目の色はピンクに近づくほど歪みが大きいことを意味しており、私の場合は「首や肩が右に傾き、腰が後傾している」ことが特徴であるとわかりました。

またレポートの裏面(2枚目)には筋肉が緊張している箇所(推定)と、背中の起伏、その人におススメのストレッチが表示されています。

実験結果

分析にはいろいろな切り口があると思いますが、今回計測した社員50名には「どんな姿勢の人が多いのか」という視点で、偏りの方向を集計してみました。
結果は以下の通りです。

・上肢:「首や肩は右傾きが多く、体幹や骨盤は左傾きが多い」

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・下肢:「膝が外向きに広がる人が多い」

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極端に表現するなら、こんなかんじでしょうか?

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まとめ

今回の計測で弊社の社員には以下のような傾向があるかもしれないことがわかりました。

・上肢:「首や肩は右傾きが多く、体幹や骨盤は左傾きが多い」
・下肢:「膝が外向きに広がる人が多い」

また、この結果を受けて「上肢の傾向は利き手の影響?」「外向き膝が多いのはデスクワーク中の姿勢と関係している?」など、さらに気になることも出てまいりました。
また新たな気づきがありましたらご紹介させていただきます。

今回の検証で使用した製品

姿勢計測システム ShiseiCam
https://www.kicnet.co.jp/solutions/biosignal/humans/posture/shiseicam/

※ 製品・ブログ等に関するお問い合わせは、上記リンクページ下部の「お問い合わせ」よりご連絡ください。




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