見出し画像

四ツ谷「elle」(閉店) ーカレーは美味いが店員さんの波長が独特だー

かつて訪れたあの店は今どうなってるかなと調べて、閉店だったときの切なさよ…elleもそのひとつだ。

食品サンプルのケースに誰かが何かしらの入門シールを貼ってしまったのだろう。中途半端に剥がされたシールの奥で、ベーグルがしっとりと存在していた。

画像1

ママっぽい店員さんに聞くとハンバーグとカレーがオススメだというので、だったら両方いいとこどりのハンバーグカレーを注文。気取らない旨さで、四ツ谷でカレーが食べたくなったらelleに来ようかしらと思えるほどだ。

混雑したランチタイムに、野村の沙知代さんみたいないでたちの店員さんはお疲れの様子だ。
同行した私の友人が店員さんに「デミグラスハンバーグ」と注文するも「イタリアンハンバーグね」と言い、セットドリンクの珈琲か紅茶を答えようとしたら「ココア」という選択肢にないモノを店員さんが宣告してきた。

さらに、セットのパンorライスで友人はパンと頼んだが、きたのはライス。もうどうしようもない。波長の問題だ。合わないのだ、きっと生まれてすぐにそれは決まっている。
大人だもん、お会計時に友人は和やかな表情で店員と会話をしていた。

ますます 友人のことを誇らしく思えた。

画像2

画像3

画像4


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?