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【空海月談話室vol.6】地域×教育!「あわい」をデザインする、市民側から取り組む教育とは?(8/6)

通常営業の奥の扉にある少しディープな空間、「空海月談話室」。これまで5回ほど開催し、ゲストのお話を伺ってきました。

▼直近の開催レポートはこちら↓

第6回目となる今回のテーマは「地域×教育」。ゲストには新潟からお越しいただきます。一般社団法人あわいづの共同発起人である加藤めぐみさんと、西田卓司さんです!

右が西田さん、左が加藤さん

加藤さんと西田さんは、生徒数は49名の新潟県立阿賀黎明高校でコーディネーターをされています。高校のある阿賀町は福島との県境にある、人口9,180人(6月末現在)のまち。2023年の人口減少率は4.14%と、新潟県内で最も過疎化が進む地域でもあります。普段はお二人は、阿賀黎明高校魅力化プロジェクトとして、学校側から、生徒が地域関わり合いながら学ぶ支援をされています。

ただそんなおふたりが今回立ち上げるのは、学校側ではなく、市民側からの学びの場「あわいづオープンラボラトリー」。「あわい(間)」をデザインする人のための開かれた研究室とのこと。…いったい、どういうことなのでしょうか。

あわい:1 物と物とのあいだ。 2 事と事との時間的なあいだ。 3 人と人とのあいだがら。相互の関係。 4 色の配合、取り合わせ。 5 折。機会

実は今回の企画のきっかけは加藤さんと喫茶ソラクラゲの鈴木が、元々まちの寮「ぶんじ寮」のシェアメイトだったことに遡ります。加藤さんは当時教員志望で、国分寺で暮らしながら学芸大学に通っていました。

その後順調に教員免許を取得したものの、教員にはならなかった加藤さん。ぶんじ寮退寮後は広告代理店を経て、阿賀町へ移住。地域おこし協力隊を経て、今回の教育系の一般社団法人あわいづを起業することに。

加藤さんは「この地域だからこそ、学校側ではなく地域側から学びの場をつくっていかないといけない」と言います。目指すのは、ゴールがない世界観のなかで、個性が溶け出していく土壌

一度は別業界を経て、なぜ新潟県で人口減少率1位の阿賀町に移住したのか。なぜ今回起業し、オープンラボラトリーを開こうとしているのか。その背景に大きく影響を与えていそうな西田さんのお話も交えて、じっくりお話を伺っていけたらと思っています。

学校内外で教育に関わっている方、そしてぶんじ寮生のその後が気になっている方、必見です。ぜひご参加、お待ちしています!

▼概要

日時:8/6(火)19:30〜21:00
場所:喫茶ソラクラゲ(国分寺駅南口から徒歩6分)
参加費:2,000円(ドリンクと小さな新潟土産付)
定員:15名
お申込み:下記URLから↓

ゲスト

加藤恵美/かとうめぐみ
福島県伊達市出身。学校の先生になりたいと教育学部に進学するも「先生じゃなくていいかも」と思い、一旦休学。休学中にインターンをした教育系NPOでの経験をもとに「先生が一人の人として子どもに関われる環境づくり」をミッションのひとつとし、新潟県阿賀町で小中高連携コーディネーターに。社会教育士、地域教育魅力化コーディネーター。趣味はコーヒーとひとり旅。

ニシダタクジ(現代の美術家/元・ツルハシブックス)
1974年千葉県出身。新潟大学農学部在学中に畑は人と人をつなげるツールになると直感し大学院在学中の1999年に体験型農園「まきどき村」を発足。20代は畑をメインに旅行情報誌ライター、地ビールメーカー企画営業、出版社営業等を複合して生きのびる。2007年に大学生のインターンシップコーディネート事業で起業し、2011年「ジブン発掘本屋ツルハシブックス」を新潟市西区のJR内野駅前に開店。「地下古本コーナーHAKKUTSU」企画などを通して、悩める大学生の「やりたいことがわからない。自分に自信がない」問題を発見し、2015年茨城大学社会連携センター・COCコーディネーターを経て、2019年から新潟県阿賀町「阿賀黎明高校魅力化プロジェクト」に参画。温泉付き学生寮と隣接するブックカフェ「風舟」を運営する。 風舟 https://kazafune.fun/

〜喫茶ソラクラゲ〜

一杯のコーヒーから、いっぱいの夢を———。中央線・国分寺駅南口徒歩6分の喫茶店です。一人ひとりが自由に、創造的に生きる後押しとなるまちに開いた創造拠点を目指して、通常営業のほかにイベント等を実施しています。https://www.instagram.com/kissa_sorakurage/
⚪︎営業時間 
平日:14:00〜22:00(21:30 L.O.)
土日祝日:14:00〜20:00 (19:30 L.O)
⚪︎定休日
月火(祝日の場合は営業)

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