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筆で掃いたような雲が空を覆う朝のおうちカフェ提案

雲に覆われた空は、夏よりは遠く冬よりは近く感じられ、水彩絵の具を引いたように白い。深呼吸しても、肺が洗われるような感覚よりも、夏の名残りを吸い込んだ感が強い。ほんの少し差した日は、あっという間に雲を照らすだけになってしまった。

今朝はマンデリンのピーベリー。甘くてさわやかな香りがする。物悲しくなりがちな秋への移ろいに、華やかな彩りを添える。ころんとした香りが印象深い、季節の変わり目にぴったりのお豆。

食パンを厚めにスライスして、バターとバナナとクリームチーズとシナモンシュガーをかけてトースト。サッと湯がいた小松菜に鮭のほぐし身と、プレーンヨーグルトをほんの少し和える。

美味しい香りで胸をいっぱいに満たして、小さな幸せを噛みしめたら、今日も前進。自分を幸せにすることが、きっといちばん人生をはかどらせるから、毎日遠慮なく自分を幸せにしようね。

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