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フリーランスフォトグラファーになりました。

こんばんは、茶々です。
新年度になり、新しい生活が始まりましたのでnoteを書きたいと思います。

改めまして茶々という名前で活動しております、Kudo Chihaya(本名)と申します。
今まで本名は公開していなかったのですが、この度フリーランスになりまして、リアルな現場でもお仕事をさせていただく機会があるかと思いSNS上でも記載することにしました。

さて、先日このようなツイートをしました。

画像内にも記載しておりますが、5年間勤めた会社を退職してこの度フリーランスフォトグラファーとして活動していくことを決めました。

自分の中でかなり悩みに悩んで決めたことでした。今まで転職は一度もしたことがない私。このままここで働いていればしっかりお給料が出るし、ボーナスだって年に2回いただける。このまま仕事していればちゃんと昇格だってある。一番悩んだところはやはり収入の面でした。

ただ、それ以上に挑戦してみたいという気持ちが大きかったです。一度きりの人生、やりたいことやって終えたいです。

本格的にカメラを始めようと購入したX-pro2で初めて撮影した写真


本格的に写真を始めたのは2018年の10月頃でした。
初めは風景写真を撮っていて、寒い日の早朝や夕方にカメラを持ってよく近所の田んぼ道を歩いていました。

早朝、薄明の空のもとで力強く佇む木
冷たい海
私が育った場所はとても綺麗だった
「届きそうで届かない」

カメラを持って写真を撮るようになると、今までずっと見てきた景色も全然違って見えました。生まれた時からこの場所にいて、小学校・中学校の登下校いつも通っていた道なのになんでこの景色に気付けなかったんだろう。

基本的に写真を撮るときは一人でしたが、たまにポートレートも撮りました。

小学生の予行練習
溢れる想い
広い海
儚い音

ガッツリ顔の写らない雰囲気ポートレートが好きです。
旅行先でスナップ写真を撮ったりもしました。

忙しない空港
ホテルの部屋に置かれたあったミニクリスマスツリー
クリスマスに胸躍らせる
帰りの飛行機で見た夕焼け

こんな写真を見ると旅行したいって思います。見返すといろんな写真を撮っていて懐かしくなりました。当初から私のことを知ってくださっていた方は「あ〜こんなの撮ってたね〜」なんて思われるかもしれませんが、最近私のことを知ってくださった方は「食べ物を撮る人」というイメージしかないのでは?

食べ物を撮るようになったのは2020年の4月頃です。気軽に出歩けなくなった頃。もともとお菓子作りが好きだった私は、家でお菓子を作ってそれを綺麗に撮りたいと思いフード写真を撮るようになりました。

最初の頃に撮ったスキレットカステラ
背景紙を使うようになりました(チーズキーマカレー)
内閣官房 新型コロナウイルス等感染症対策推進室 KeepSafeEnjoyLife 待受けカレンダーキャンペーンに選んでいただいた写真(ブルーベリータルト)

そして食べ物を撮るようになり、多くの方に知っていただくきっかけとなった写真がこちらのプリンだと思います。

生まれたてのプリン

動きのある写真が撮りたいと思って撮影したプリン。こちらはミツバチワークス様が発行されているライフスタイル情報誌「GENIC VOL.56」に掲載していただきました…!ありがたいことです(涙)

その年の9月に初のCURBON主宰オンライン写真教室を開催させていただきました。自分が写真の撮り方を教えるなんて思いもしなかったので驚きです。それまで写真は感覚的に撮っていましたが(今も感覚的なところはありますが)自分の写真を見返して分析する良いきっかけにもなりました。

それから徐々に写真のお仕事をいただく機会が増え、写真も少しずつレベルアップしていったのではないかと思います。

抹茶のマカロン
バズったアールグレイ香る桃のタルト
初雪のロールケーキ
目に見える物が真実とは限らない
いちごみるく
春に雪が降った日のガトーショコラ

初めは小物等を使わないシンプルな写真でした。風景写真を撮っていた頃からポツンと真ん中に被写体を置く撮り方が好きだったので、フード写真にもそれが表れたのかなと思っています。そして現在は小物を使った撮影や自然光でのみ撮影していたものがライティングを組むようになったり、自分自身の撮影の幅を広げられるようにしています。



今でこそフォトグラファーとして活動ができていますが、もともと写真関係の仕事をしていたかというとそうではありません。
1994年12月2日に秋田で生まれ、今年で28歳になります。好きなものは焼肉とケーキと東方神起とセブチです。小・中・高・大学全て地元の学校に通っていました。小学校ではバスケットボール部、中学ではバレーボール部、高校は農業高校だったので謎に果樹部というものに入り、謎に部長を務めました(特に何もしていない)。市で行っていた「韓国スタディツアー」みたいなものにも参加し、1週間のホームステイも経験しました。韓国の子供たちみんなフレンドリーで可愛かったのを覚えています。
大学では観光学を学びました。ホスピタリティやおもてなしの心について学ぶ機会が多かったのでそこらへんは今に活かされていると思います。大学では真面目に単位を取り、めちゃくちゃバイトをし、ずっと付き合える友達にも恵まれました。楽しかったなぁ。

そして大学を卒業した後は普通に就職。販売員として仕事をしていました。そんな中、Instagramを見ているとたまたま目に留まった写真がありました。コハラタケルさんのお写真でした。「#なんでもないただの道が好き」というハッシュタグの発案者でもあるコハラさんのお写真は私に衝撃を与えました。それまでミラーレスは持っていたものの、使うのは旅行の時くらいで普段はほとんど触ることはありませんでした。そんな時に出会ったものですから”普通に歩いている近所の道や田んぼ道でもこんな風に撮れるんだ!?”と衝撃を受けたと同時に”自分もこんなふうにカメラで写真が撮りたい!”と強く思いました。それが2018年です。

朝の木漏れ日


会社員をしながら写真を撮り始めて3年半ほど。風景から食べ物と撮るジャンルは全く変わったものの、テイストはあまり変わっていないのではないかと思います。私の好きな写真の雰囲気は物静かで、どっしりと構えている、どこか寂しさも感じられるようなそんな写真。静止画だけど息をしているような写真が撮りたいと思っています。

あまり覚えていませんが、写真を撮るのが少し嫌になったこともあったような気がします。物事が嫌になったらちゃんとした休憩が必要ですね。何かを続けているといろんなことがあります。私はこれからも写真は撮り続けたいですが、これから起きる試練を想像してしまいます。でも、死ななければ笑われてもいい、失敗してもいいやって思えるようになりました。小学生中学生の頃に部活でめちゃくちゃに怒られ怒鳴られ侮辱され頭をぶん殴られ顔面にボールをぶつけられ涙を流し自分のノートに殴り書きで監督への呪い文を書いたことも、青春時代を共に過ごした友人との面白エピソードになっていますし、それに比べたらきっとどうってことないです。

自分にできるのか。そう思ってもやってみなきゃわからないので、せっかく与えられたチャンスは掴みたいです。無駄にはしたくない。全てのことに意味はありますよね。「結果は後からついて来る」そう言い聞かせながら今後も過ごしていきたいと思います。

以上、久しぶりのnoteでした。
SNSはTwitterの他にInstagramもやっておりますのでこちらも見ていただけると嬉しいです。


みなさん健康に気をつけてお過ごしくださいね。では、また!

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