春闘開始

夜に職場組合の関係で、春闘決起集会へ出席。
毎回、組合活動というのは特殊な雰囲気を感じる。
(その筋では有名な人がおり、その界隈というか、業界におけるヒエラルキーが存在しているような印象を受ける場面もある)

ただ、政治不信が高まる現在、組合の存在価値はより一層重要になってくる。
「自分たちの身は自分たちで守る」という防衛意識が、労働者の中にも強く求められる時代になりつつある。

今年のテーマはやはり物価高騰に負けない賃上げ。
しかし、印象に残ったのは連合幹部の「賃上げした部分を貯蓄に回さず、消費に活かして欲しい」という発言だった。
日本人は特に貯蓄意識が高いと思うが、この賃上げの意図が労働者に果たして浸透するだろうか。
根本的な問題は金融教育の不足(というよりも無教育)にあると思うのだが…。

今後、労働者は消費者としての立ち位置もより強く求められ、それに基づく行動モラルが叫ばれるようになるかも知れない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?