エッセンストークNo.4 ~宮崎利樹さん~ 博愛哲学
今回はお相手のエッセンスを引き出せたか微妙なのですが、エッセンストーク第4回目は私のnoteに何度も登場いただいている、鹿児島県指宿市(いぶすき)にある開聞山麓香料園の副園長・宮崎利樹さん。
わたしは時々香料園の作業のお手伝いもしているので、香りについてはよくお話をするけど、ご自身のことはあまり伺ったことがないためスナックあつこにお呼びしました。改めてというのもどう宮崎さんを引き出していけばいいのか、話を始めるまではピンときていなかったけど。
その引き出しですが、それはまずは音声を聴いていただけたらわかるかと思います。 二人とも”それ”=引き出してについてなぜか熱っぽく語ってます。”哲学” の話から”それ”が大切だねえとなり。
宮崎さんはたくさんの本を読んでいらっしゃる印象があり、最近読んだ本の中でオススメの本を何冊か持ってきていただきそこから彼を紐解きながら進めています。私はなかなか本が読めないので(時間がないわけではなく、実はあまり読書が好きではないというのを最近わかった)、会話が続くのか?
ではどうぞ!
そして、今回のティザー動画
今回ご用意いただいた本を
トークの時系列で紹介。
「はじめての哲学的思考」
苫野 一徳 筑摩書房
哲学はよくわからないわたしでしたが、この本なら途中で放り出すことなく読めそうでした。
「昆虫はすごい」
丸山 宗利 光文社新書
いつも思うのですが、宮崎さんの虫愛はキラキラしています。
宇宙が〜とか、自然は大切・・・と言いながらも虫・雑草は嫌という人は本当に多いです。謎。
宇宙はそれを創造した、その理由があるのに。
「暗闇から世界が変わる」
志村 真介 (講談社現代新書)
哲学の話に繋がるのですが、違いを知りたいという宮崎さんの思考は広がります。
わたしはダイアログ・イン・ザ・ダークを体験しています。私の薄っぺらい言葉ではうまく表現できない体験であり、この本のトークを簡単にまとめることができなかったので収録を割愛させていただきました。
「TRANSIT」
ユーフォリアファクトリー
旅を通していろんな国の文化を紹介するトラベル・カルチャー雑誌です。お持ちいただいた特集はバルト3国。私もとっても興味があるところで、一度は何とか行きたいと思ってます。
今回のトークは香料園の園長であるお父さまとのクロストークを希望しておりました。諸事情により実現できなかったんですが、香料園が今年で80周年!ということで記念に(笑)
アバンギャルドなお二人のことをご存知の方々にはきっと興味深い内容になったことだと思います。
以前、園長の泰さんが副園長の利樹さんのハーブの香りには&ハーブの蒸留には天才的なところがあるとはっきりおっしゃったんです。トークの中で利樹さんは「香りは鍛えたら・・・」と発言されておりますが、私も彼の香りの高感度センサーはすごいといつも感じています。
そこら辺を園長さんにもっと具体的に聞きたかったけど。
金子みすずは「みんな違って、いい」と言っていますが、トークを聞いていただくとわかると思いますが、若干あまのじゃくだったとしても利樹さんは”みんな違う、その方がいいんじゃない?”精神で虫にも愛を向ける何にも壁を作らない博愛の人なのだ、というのが今回の発見でした。
収録した日、香料園でやっいる養蜂の採蜜にも立ち会いました。
もう感動で。。。。動画を撮ったのでまとめてます。
蜂の巣、触ったことあります?あんなに柔らかくて何だかちょっとあったかい感じで、ピュアで。油断したら泣きそうになるくらい。
少しいただいたんですが、香りが高くて甘さがまとわりつくことなく、少しあっさり目でおいしかったです!
いただいたサポートはこれからも来双船がよい出会いができるよう、心から感謝しながら使わせていただきます!