ユニット楽曲・第五弾 〜『Landscape』〜
flapter君とのユニット『オーキソプター』のYouTubeプロジェクト第五弾をリリースしました。
概要
リリックビデオ第一弾として公開した『惑星図鑑』以来、ひさしぶりの楽曲もヴォーカルもflapter君がメインとなっている楽曲です。
楽曲のなりたち
2023年7月22日 にflapter君から弾き語りのデモを聴かせてもらい、翌日にはコードの整理と仮オケを作成し、構成や歌詞をすこし整理したあと、8月には大まかな形は完成していました。
そのあと、9月に入ってflapter君のヴォーカル録音やエディット、リリックビデオの作成を進めて、10月1日にYouTube公開。
曲を十年単位で寝かせがちなオーキソプターにしてはめずらしいハイペースで公開されました。
楽器構成
アコギを中心にした「アコースティック・プラスアルファ」「弾き語り以上・バンドサウンド未満」をコンセプトにしていますが、だんだんアレンジのネタも切れてきたので、今回もシレっとドラムとベースが入ったアレンジになっています。
とはいえ、最初はLogic ProのDrummer機能で作った生っぽいドラムを、ループっぽく加工して「メインのドラムループ+フィル」にしたり、ベースはMoog風のシンセベースにしたりと、リズム隊の生っぽさは抑えていく方向でアレンジが変化していきました。
今回、新たに使った手法
わりと、いままで培ったテクニックでサクサクと制作が進んだ今作ですが、「UhAhコーラス」をはじめて試してみました。
いわゆる「字ハモ」は前から好きだったんですが、「UhAhコーラス」はピッチに自信が無いし、生演奏で再現しにくいし、あまり使ってきませんでした。
今回、この曲と並行して制作していた『これが僕の音楽』で、共作した作曲家・成瀬英樹さんがざっくり入れられたUhAhコーラスを、僕が(こっそり)エディットしたときに「急にUhAhコーラスの作り方が解った」感覚がありました。
・まずは歌ってみて気持ちいいラインを作ってみる
・コードが変わったときに、コードに合わせて音を変えるのか、そのまま前の音をステイするか
・コードが変わったときに、2声のうち1声は可能ならステイさせたほうがそれっぽくなる
・同じラインをダブルで録って左右に振る
・ダブルの両方ともピッチ修正しても、ロングトーンの途中でどうしてもヨレるので、デチューン感は勝手に出る。
・ダブルの片方はピッチを揃えたあとで、全体のFineチューンを少し下げたりしてみるのも有効
自分のアレンジの引き出しに「UhAhコーラス」が加わったので、今後も試してみたいと思います。
リリックビデオ
今回から、Davinci Resolveを使いはじめました。
前作までは、flapter君がiMovieで作成していましたが、字幕の細かい調整がしづらいのと、ファイルのやりとりが面倒そうで、字幕のタイミングなどはそんなに気にしないようにしていました。
今回からは、flapter君にもDavinci Resolveを試してもらい、大枠を作ってもらったファイルをもらい、微修正して書き出しました。
とっつきにくさはありますが、細かいところの自由度は高いので、今回のファイルをテンプレートにして今後のリリックビデオ制作に活かせるのではないかと。
まとめ
それでは、次回の楽曲をお楽しみに!
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