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朝顔の双葉を眺めつつふと思う、長年人気者の秘密とは?

今年は、気温が高くて適度に雨も降るので、どの植物もぐんぐん育ち、開花も早い様子。

そんな今、どんな植物の観察を楽しんでおられますか?


私は、朝顔の芽生えです。

朝顔は種から撒く人が多いと思いますが、私はこれまで、お友達が作ってくれた、本葉が何枚か出たくらいの苗から育ててきました。

ところが今年は、取り損ねた種が、自分で次々と芽を出してきたので、そのまま成長を見守ることに。

だから、双葉の姿を見るのは久しぶり。

黒い種皮のキャップをかぶってうなだれたところから、大きな双葉を開き、本葉を次々と開いていく姿を見せてもらうのは、生き物の躍動感が感じられて楽しいものですね。

日々変化する小さな子どもの成長に、圧倒されるのと同じ感じでしょうか。

植物はどれもパワフルなのですが、特に、朝顔のパワーって、本当にすごいと思います。

江戸時代にも人々を熱狂させたと言われていますが、いろんな種類の植物が輸入されるようになった今でも、夏は朝顔、という学校、お宅は少なくない様子。

長年、人を魅了し、人気を保つには、それなりの理由があるはず。
それはなんでしょうか?

変異も大きくて、葉も花も種類が豊富だし、多くの品種は、つる植物なのもあって、ほどほどに野性的で育てやすい。

あとは、植木鉢や小さなプランターで育てられるので、お庭を持たない庶民でも楽しませてくれる、地道な生活者の味方だから?

気温が高ければ、数々の台風にもめげず、秋の遅い時期にも、花をたくさんつけます。そうして長く楽しませてくれるから?

そんな気軽に育てやすく、日々観察して楽しめる性質は、時代を問わない魅力なのかな、と思います。

それにしても、他にもそういう植物は多々あるなかで、朝顔が人を魅了し、育てる気にさせ、熱心にお世話を続けさせる、その人気の長続きの秘密は? 

改めて考えてみると、朝顔の魅力って、どこにあるでしょうか? 

そんなことを考えてみるのも、朝顔の楽しみ方のひとつかもしれません。

ところで。朝顔だけが載っている図鑑、というものがあるのをご存じでしょうか?

私は、朝顔 LOVE!から、思わず、その「朝顔図鑑」なるものを2種類ゲットしてしまいました。

今年、我が家で夏を楽しませてくれるのは、どんな種類の花や葉の持ち主でしょう? 

成長の様子を眺めながら、朝顔の魅力とは?を自分なりに感じてみたいと思います。

今年は、自分で出てきた人たちなので、いつもにも増して「自然の贈り物」感が強く、ワクワクして成長の過程を見せてもらっています。


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