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女性に嫌われないために-においは身だしなみ

男性のみなさん、身だしなみ、気をつけていますか?
一昔前ならいざ知らず、今どき身だしなみに気をつけていない男性は少ないですよね。
男も女も清潔感が命。
では、におい、気をつけていますか?
着ている服、ちゃんと洗濯してますか?
洗濯後なのに臭いが残っていたりしませんか?
強烈なにおいの柔軟剤を使ったりしていませんか?
部屋は綺麗ですか?臭くないですか?
部屋が臭いとそこに置いてある服にも臭いが移ります。
部屋のにおいは服のにおいです。
服のにおいはあなたのにおいです。
帰宅後、自分の部屋が臭いと思ったことはありませんか?

着ている服がダサくたって、自分の好みと違ったって、女性はそれが理由でその男性を嫌いにはなりません。逆に、とても好みの服を着ていても、顔がすごくカッコ良くても、臭いと思ったら絶対に好きになりません。嫌われることはあるかもしれませんが、多くは「この人臭いな。」それだけです。臭い人って記憶されて終わりです。

昔、会社の上司にとても臭う人がいました。
ですが誰も指摘しません。
当たり前ですよね、部下や同僚ならまだしも上司に「もう少し臭いに気をつけて」なんて言える人はいません。結果その人は「あの人いつも臭いよね」から始まり「何で奥さんは指摘してあげないんだろう?」という陰口を叩かれる存在になりました。「臭い」だけで夫婦仲があまり良くないのでは?というところまで想像が飛躍したのです。上司からすれば恐ろしいことでしょうが、事実です。
ちなみにその人のにおいの種類は、加齢臭+タバコ臭でした。
加齢臭はまだ仕方ないかもしれません。老いは誰にでも訪れるものですから。しかしタバコはどうでしょう。タバコが臭いというのは周知の事実です。しかもタバコは吸っている本人が感じるにおいよりも周りでそれを嗅ぐ人間の方が臭いと感じるにおいです。またタバコ臭はその場で終わりではなく、吸い終わってからも長時間にわたりそのにおいが残ります。服にもにおいがつきますし髪にもにおいが付きます。タバコを吸いながらコーヒーなんて飲んでたらもう終わりです。口臭で死ねる代表例です。だからタバコはやめろ、なんて言いません。歯磨きでもマウスウォッシュでもガムでも今はにおい対策商品は星の数ほどあります。吸った後にガムを一粒噛む。それだけでもやらないよりはずっとマシです。
大切なのは自分は臭いという認識です。そしてそれに伴う行動です。

においは自分では気づきにくいものです。
例えそれがいい匂いであっても、です。
とってもいい匂いの香水を付けている人は「あぁオレいい匂い」なんて常時認識したりしないでしょう。でもすれ違った人はその瞬間「あ、あの人いい匂いがしたな」と思います。逆も然りです。すれ違った瞬間「うわ、臭い」と思うこともあります。
いいにおいは好意につながります。臭いにおいは嫌悪につながります。
そこがスタートラインです。
においはその人の第一印象にとても大きく影響します。
そして女性はにおいにとても敏感です。

「女性はいいよね、もともと全くにおわないか、いいにおいがするもんね。」そんなことを思っている男性のみなさん、女性はあなたが思っている以上に“におい”にお金を使っています。
女性向けのシャンプーやボディソープはいい匂いじゃないと売れません。逆にいい匂いなら多少高額でも売れます。いい匂いのボディソープで体を洗い、いい匂いのシャンプーで髪を洗い、いい匂いのコンディショナーをつけ、いい匂いのヘアオイルを付け、いい匂いのボディークリームを塗りたくり、出かける前はいい匂いの制汗スプレータイプといい匂いのヘアスプレーを振りかけます。もちろんとってもいい匂いの香水も。
出先では、いい匂いの汗拭きシートで首や腕を拭き、持ち歩いている香水で時間とともに弱まってきた匂いを補強します。リップクリームや口紅もいい匂いのものを使います。もう聞き飽きましたね、いい匂い。
それから、部屋にはアロマスティックを置きます。さらにアロマオイルやアロマキャンドルを焚きます。もちろん柔軟剤や入浴剤もいい匂いです。

こんな生活をしていてどこに臭う隙がありますか?
確かに女性よりも男性の方が皮脂量が多く分泌され、その分体臭も強い傾向にあるのは事実です。が、女性の中にも皮脂量が多い人だっていますし、体臭が強い人もいます。それから女性にだって加齢臭があります。タバコを吸う人もいます。それでもはるかに男性より臭う女性が少ないのはそれだけにおいに気をつけているということです。
女性は一瞬でも汗臭いなと思ったらその汗臭さを消すために凄まじい時間とお金を消費します。「汗くさい」と検索するところから始めて、それを解消するための商品を買います。それがダメならまた違う商品。当然生活も見直します。その一瞬の汗臭さを消すまでその行動は止まりません。

是非自分が臭いと思ってください。
そしてにおいに気を遣ってください。
匂いは身だしなみです。
好かれるためではありません。嫌われないためです。

“臭くない”ことが嫌われない第一歩です。
“いい匂い”になったら好かれます。

おわり。

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