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無数の世界線の中で自分がもっとも幸運なのだと思うための挑戦

運というものに科学的根拠はない。
唯一の違いは、自分は幸運だと思うか不運だと思うかである。
言い換えれば、自分にいいことが起こると予想するか、悪いことが起こると予想するかである

イギリスの心理学者 リチャード・ワイズマン

私の人生におけるもっとも大きな挑戦は、公務員を退職しての独立だろう。

周囲には反対された、というよりはただただ驚かれた。
私自身、不安がなかったとはいえない。

しかしおかげさまで、独立してからはもう4年以上経っている。
さまざまなご縁に支えられて、今日までやってこられた。

通勤もなく、結果が目に見える仕事をするのは本当に楽しい。
まさに「挑戦して良かった」と思える選択だった。

それでもたまに、ふと考える。
あのまま公務員を続けていたら、どうなっていただろうか?

クレーム対応や他部署への根回しなど、今思えば「よくやっていたなぁ」というものを今も頑張っているのかもしれない。

大きな選択をした時、もう片方の道を選んでいたらどうなったのかはとても気になる。
しかし実際はどれだけ考えても、確認することはできない。

この世には無数のパラレルワールドが存在する、という説もある。
公務員を辞めた私もいれば、公務員を辞めなかった私も存在するというわけだ。

しかし本当にパラレルワールドがあったとしても、公務員を辞めた私が公務員を辞めなかった私の行く末を知ることはできない。

だから結局、私にできるのはその都度「今の自分が最善だと思う」選択をすることだけだ。

そして挑戦するか、しないかの二択なら、前者を選べる人間でありたいと思う。
安定職の公務員を辞めたことに比べれば、大半の選択は大したことがないはずだから。

ところがフリーランスも数年目になると、仕事のルーチンも固まってきて、
気がつけば平日はほぼ同じタイムスケジュールで動いている。

挑戦や変化とは、ほど遠い日々だ。
しかし、それではダメだ、人生は有限なんだと思う出来事があった。

だから今、大慌ててで毎日に挑戦を取り込んでいる。

例えば先日、初めてケンタッキーでとろ~り月見チーズフィレバーガーを食べた。
※断じてこのお題がケンタッキーフライドチキンさんに協賛だから媚びているというわけではない。

これは個人的には革命で、月見といえば毎年マクドナルドへ行くのが常だったからだ。
今年は、モスバーガーも試してみたい。

ちなみにお芋シェイク枠について、スターバックスではなくタリーズへ行ったのも大きな変化である。

本屋や図書館へ行き、気になっていた本のあえて両隣の本を選ぶというのもやってみている。
ジャンルは似ているが切り口の異なる内容が書かれていて、結構面白い。

パソコンのメンテナンスも、自分なりにやってみている。
外装をドライバーで外して、埃を取るだけといえばそれだけだが、かなり緊張した。

こうやって書き出すと些細なことばかりだが、それでも新しいことをやると自信になる。
私は挑戦しない・やらない選択肢も選べたが、そうしなかったことが誇らしい。

あらゆるパラレルワールドの中で、私は常にもっとも幸運な道を進んでいるのだと思うために、これからも挑戦し続けたい。

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