シェア
春野 惠
2022年4月14日 23:23
桜花さざめきあいて散りゆくを逆髪たてて見るほかはなし都合よき記憶を反芻しておりぬ夕暮どきの春の海です恋猫の鳴きつすす夜の夢に会う君の背(せな)は悲しかりけり※沙々良まど夏さんに誘われて、宇宙杯〈短歌〉に参加します。宇宙かっちーさんに誘われて、宇宙杯〈俳句〉にも参加しました。なんとなく宇宙づいている四月です。↓ 宇宙杯〈俳句〉
2022年4月10日 23:34
近景がシュンと飛び去るスピードのファイルしきれぬ楽しさを知るふるさとをまとめて何処(どこ)へ向かうやらいつも心はふるさともとむ川のある景色にあいて安らげど心にあるはふるさとの川この道の続く処(ところ)の果(はた)てまで走り続けてゆくのもいいかここちよい虚脱が襲う暁(あかとき)の別れのようにエンジンを切る