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2023_0426_本読み

<1012字>

冒頭の写真:
こないだの日曜日、はじめて乗馬を体験しました。美しい新緑の山々。足利がまた好きになりました。

ずーっとやってるスロージョギングも、乗馬の次の日は、自分という体に乗る感じで、少し感覚が変わりました。



4月26日(水)は以下を読みました。

『あまりにロシア的な。』 
亀山郁夫 著

青土社
第4章 記憶の冬、冬の記憶
1 陶酔の実験
 スープと粥、または陶酔の実験
(215〜218ページ)

極寒からサウナ、そしてまた極寒。それから、ウォッカ、スープ、粥。
これがロシアでのエクスタシーなことである様子がよーく伝わってきました。
しかし、これは実際に体験したものでなければ、味わうことはできないですね、しみわたるウォッカ。質素なんだが美味しすぎるスープ。

(音読した人:山崎)





『2023年版 夏井いつきの365日季語手帖』  

レゾンクリエイト

読み手のめいさんのお友達の句が、この本に載ったとのことで読んでいただきました。。しかし、難しいのでよくわからない。

ことばそれぞれの意味はわかるけれども、どういうことなのかがわかりません、というなにか外国語みたいな状態で読みました。

(音読した人:めいさん)





『怠け数学者の記 』  小平邦彦 作 

岩波現代文庫

誰にでもわかっておもしろそうなところを、ピックアップしていただきました。
著者は朝永振一郎と同時期にプリンストン高等研究所に招聘されていた、ということにまず驚きました。1949年から50年のことが書いてありました。

ニューヨークの湯川秀樹のところを訪ねた時のこととか、朝永がホームシックになったり、湯川が意外にテレビに出ることを厭わなくて目立ちたがり?なのかな、と思ったり。

『本の中の世界』(湯川秀樹 著)で同じ時期のことを読んだり
『スピンはめぐる』(朝永振一郎 著)とか『ドミトリーともきんす』(高野文子 作)なども読んだりしたので、別の人の視点が見れるのがすごく面白かったです。

(音読した人:みこしばさん)





『芭蕉連句集』  中村俊定・萩原恭男 注

四五 月見する(夕がほの歌)153~155ページ
岩波文庫

なんとなく下世話な句が続いて、わからないながらも面白みを感じてますが、これは、尚白と芭蕉の二人でやっている歌仙。
二人の関係やそれぞれの背景がきっと滲み出てると思うので、
知れば知るほど面白く読めるだろうな、と今は想像だけ。

(音読した人:山崎)


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