2022_0116_本読み
1月16日(日)は以下を読みました。
山崎
『しゃぼん玉 その黒い膜の秘密』立花太郎 著、中央公論社
デュワーの観測
☆
読む前にチラ見して、さっぱりわからない難しい図だなと感じた「国際表示法による色度図」。
しかし、読んでから見て、みんなとしゃべっていたら、意味がわかりました。
ちょっと驚きました。
といっても、x軸とy軸の数値が何なのか、まだ調べないとわからない、、、、だから「意味がわかりました」というのはどうかとも思うけど、でもそれでもちょっと「わかった!」があるのは嘘ではないです。
めいさん
『節英のすすめ』
木村護郎クリストフ 著、萬書房、
第2部 節英はどのようにできるのか
11 意外と日本語でいける
日本語による国際化
(2830〜2920/3674)
☆
立場を変えてみたらどう感じますか、という実例をあげています。
日本語を勉強したくて日本に来てる人に、英語で話す、のはどう思いますか?
その人がドイツ人だとして、英語で話しかけるのは、私たち日本人が(中国人だと思われて)「ニイハオ」とか「シェイシェイ」と言われるようなものではないでしょうか、などなど。
日本でなら、まずは日本語で話しかけてみる、のが最初の一歩では、という結論だと思います。
きよもとさん
『家守綺譚 』梨木 香歩 著 、新潮社
檸檬
☆
今日のところは、ゲーテの詩の引用がありました。
(これは著者の翻訳でしょうか、きっと)
読み手のきよもとさんは、翻訳の詩は(あるいは欧米の詩は、だったかな)読み難いと。575のある日本の俳句などはまったく苦を感じないが、とも。
子供のころ「赤毛のアン」のアニメで、アンが詩を暗唱(なのかな?)しはじめると、はずかしくてしょうがなかった、と、めいさん。
この妙な気恥ずかしさ(あるいはそれが裏返って、お笑い的になる)のはなんなんでしょうね。
山崎は、学生の時、映画の「ジーザスクライストスーパースター」のユダを糾弾するシーン(だったかな?)をともだちと真似しあって、なんどでも笑っていたのを思い出しました。楽しかったな。
山崎
『芭蕉連句集』岩波文庫、69〜71ページ辺
十九 其かたち(幽蘭集)
☆
昨日、長々と書いてしまった句は初折の表の5句目。「歌仙季題配置表」によると発句が冬から始まったので、この位置は「秋の月」。で、無意識に月が気になっていたのでしょう。
〈薮の月 風吹くたびに かげ細く 曾良〉
にひっかかりました。「表」でみると、案の定、初折裏の七句目は「夏の月」。それだけのことですが、嬉しかったです。ということは、薮は夏の季語なんでしょう。
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