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2022_0727_本読み

<926字>

冒頭の写真:
刈った草を堆肥化しようと、しかし単に積んでいるところの中を、見てみました。

外側は乾いているけど、中はグジュグジュと湿っていて(雨もたくさん降ったからな)、おおきいのやらちいさいのやらワラジムシがサーっと朽葉陰に逃れて行きます。他にもいろいろ居そう。

おおっ! と思わず顔がほころぶ感じ。(ゴーヤがなって大きくなってきた!っていうのと似た気分。)

ダンゴムシは少し乾いてるところにいて、ワラジムシはこういうかなり湿ったところに居るんですね。

こういうこたちが、草はをまず食べて、こまかくして、それからまたいろいろなむしや菌類や微生物が働いて、土になっていくんですね。

私も最後は土に還るのがいいな。



7月27日(水)は以下を読みました。

『虹の解体』 リチャード・ドーキンス 著

福岡伸一 訳
早川書房
第7章 神秘の解体

何かを証明する、って大変なことです。

統計学と、確率の考え方をよく理解していることがとても大切だ、と思いました。

このことの啓蒙が、社会をよくするのだろうか?とも思いますが、
もしも「学校」で学ぶのならば、こういうことこそ、みんなで助け合って学びたいです。「筋が通ってる」とか「道理が通ってる」という感覚に繋がることだと思います。

なにが正しいか、を教えてもらうんじゃなく、どれが筋が通ってるか、をみんなで見出す、みたいなこと。

(音読した人:山崎)






『青葱を切る』    藤本徹 著

ブラックバードブックス

「出て行くことができない」

というタイトルの詩でした。
閉塞感を感じました。

なんとかして、出ていきたいです。

(音読した人:きよもとさん)







『芭蕉連句集』  中村俊定・萩原恭男 注

岩波文庫、
三六 あなむざんやな(一葉集)126~128ページ

この歌仙、ほぼ読了しました。

発句が、なぜ「あな」をつけて、7音からはじまるのか気になってました。

ようやく

『おくのほそ道』(角川ソフィア文庫)を見てみました。
こちらでは
〈むざんやなかぶとの下のきりぎりす〉
となっているのですが、そこの注でに

平家物語で、樋口次郎が実盛の首級を見て「あなむざんや、斎藤別当で候ひけり」と嘆くシーンがある、

とのこと。

(音読した人:山崎)

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