2021_0821_本読み

8月21日(土)は、

山崎
1、『数学する人生』岡潔 著、森田真生 編、新潮社、最終講義 懐かしさと喜びの自然学 224〜229ページ  結   新しい時代の読者に宛てて 森田真生 三昧から自己究明へ 社会、自然界、法界


「自然の中に自分がある」ではなく、「自分の中に自然がある」という岡さんの捉え方について、復習です。


こいでさん
2、『芸術と科学の間』福岡伸一 著、木楽舎、 Ⅲ 聖女プラクセデス ダリにもまた科学者の心 ヴァージナルの前に座る若い女 マイフェルメールデイ リアルな細部がシュールさを生む


今回も、フェルメールについて。
東京の西洋美術館に寄託された「プラクセデス」について、いつでも細部を確認可能、と大喜びの著者でした。最後の話は、離れてみると北斎の波の絵にも見えるが、細部は全く別の日常生活が描かれているもので成り立っている現代の日本の作家さんの作品を取り上げていました。「俯瞰的だ」というところでフェルメールと関連づいていたと思うのですが、その内容が思い出せません。


めいさん
3、『節英のすすめ』木村護郎クリストフ 著、萬書房、


電気と言語は現代生活に不可欠なもの、と始まりました。
原発事故後に「節電」を促すことがあったが、そもそも普通に節電はすべきなのがそうなっていないのは変です、という視点でした。



きよもとさん
4、『ここにないもの - 新哲学対話 』野矢 茂樹  著、植田 真 イラスト、中公文庫


「自分の死を想像することはできるか」を読み終わりました。聞いているとわかるような気もしますが、後で考えるともうわかりません。「死」は自分の体験ではありえないから、外側しかない概念で、内側と外側の両方を持つ他の多くの概念とは違う、というようなことが書いてあったかな。

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