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2023年に手放してよかったモノ

2年半越しにあるモノを手放しました。
なかなか長い道のりでした。
でも今年、このタイミングで
手放せてよかった。
そんなお話です。

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私は
「こんまり流片づけコンサルタント」
という肩書で
お客さまのモノを
ひとつひとつ一緒に見直す
お手伝いをしています。

この資格を取るための
養成講座を受けるときの
条件のひとつに
「自分の家の片づけをすべて終わらせること」
という項目があります。
なので、私も
自分のモノとすべて向き合い
家中のモノの片づけしました。

ですが。。。

そのときに手放したいと思ったけれども
手放せなかったモノがありました。

それは

「母からもらったフルート」

でした。

手放す直前に撮ったフルート



私は小・中・高・大
なんなら大人になってからも
吹奏楽をしていました。
歴はトータルで16年ぐらいです。

フルートは私が小学生で
地域の吹奏楽クラブに入るときに
母からもらいました。
もともと母が若い時に
フルートを趣味で習っていて
そのときに買ったものでした。

こどものときに
何回か吹かせてもらっていて。
この楽器が吹けるようになりたいと
ド緊張で吹奏楽クラブの面接を受けたことも
昨日のように思い出せます。

その後中学校以降は
打楽器やチューバ
(金管楽器で1番大きいやつです)
大学時代は指揮者もすることになるのですが
なぜかフルートが足りない場面になると
私がフルートに回ることが
何回かありました。

そして最終的には
自分の結婚式の二次会でも
吹いていました。

大学時代の吹奏楽部の仲間が集ってくれました



そんな吹奏楽どっぷりの
学生時代を過ごした私ですが
今は一切演奏はしていません。

いろんな楽器を渡り歩き過ぎた上に
練習がそんなに好きじゃなくて(!?)
たいして楽器が上手にならなかったのです。
(そりゃそうだ!)

こんまり流で家中のモノ全部と
あらためて向き合ったとき
最後の思い出品のうち
3分の1ぐらいは
吹奏楽関係のものでした。

中・高・大で使ってた
自分の担当楽器の楽譜

今まで行った演奏会のパンフレットとチケット

大学時代に指揮者として担当した曲の楽譜

指揮棒

演奏会で撮った写真

それらは本当に好きな写真や
記念の曲の楽譜だけを残して
99%は手放しました。

だけど・・・
もう絶対演奏しないであろう
フルートは
手放せなかったんです。


小学生のときの演奏会


母からもらったこと
吹奏楽をはじめたきっかけになったこと
暑い日に河川敷で練習したこと
パレードで歩きながら吹いたこと
大好きな先生に教えてもらったこと
全然音程が合わなくて苦労したこと
結婚式の二次会が楽しかったこと


いいことも思い出したくないことも
このフルートを見るだけで
押し寄せるように記憶が蘇ります。

だけど最終的に思うのは
『私は楽器が上手に吹けなかった』
というマイナスな感情です。
これはこんまり流で言うと
「ときめいていない」
状況なので手放す対象になります。

だけど、こんなに思い出いっぱいのモノが

「ゴミ」

として扱われることを
想像するだけで
手放すことができませんでした。

だから
手放したほうがいいなと思いながらも
ずるずるとそのままにしていました。

2021年6月12日に撮影した「手放す予定のモノ」
フルートの外側のカバーはすぐ手放せましたが…

その間何も
しなかったわけではありません。

楽器の引取や買い取りを
数件問い合わせもしました。
でもどこも断られて
心折れてしまっていました。

よっぽど粗大ごみに出そうかと
市のホームページを調べてみたり
しましたが
やっぱり踏ん切りがつきませんでした。

そんなときに知り合いから
とあるリサイクルの会社の話を聞きました。

そこは海外にも拠点を持ち
モノを処分やリサイクルに回すだけではなく
リユースすることにも力をいれている
会社だというのです。

もしかしたらその会社なら
引き取ってくれるかもしれない。

最後の望みをかけて
買い取りの問い合わせをしました。

結果、買い取りできるということで
値段もついて引き取っていただけました。

査定のときに

「年数の割にとってもきれいな状態ですね!」

とお兄さんに言っていただいて
なんかそれだけでも
すごく救われた気がします。

🙏

手放してみて
そしてここに至るまでの経緯を
こうやって文字にしてみて
本当に清々しい気持ちです。

こんまり流で片づけてから
本当に大きく人生が動き
そしてまだ動き続けていますが
ここからもう一段階
また動くんだろうなという
実感があります。


そしてものすごく重い
思い出品を手放せたことで
もうひとつ手放せたことがあります。

それは

「ときめかないものはなんとしてでも手放したほうがいい!」

という感情です。

片づけコンサルタントとして
ときめかないもの
手に持ったときに
マイナスの感情がうまれるものは
手放しましょう。
と伝えています。

だけど
マイナスな感情になるって
わかってても
手放すことの方が
嫌だ!!!
って思うものだって
あるんだわ。
ということを
身をもって経験できました。

私は今回
自分で納得のいく手放し方に出会えて
納得して手放すことができました。
だからこそ
こんなに満足して手放すことができました。

そんなタイミングが来ることを
待ってもいいと
思えたのです。

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何か手放したいものはありますか?

納得のいく方法で手放せそうですか?

なんでもかんでも捨てたりやめたり
していいわけじゃないし
できるわけじゃないと思います。

手放したいと思うものを
納得のいく方法で
手放せますように。

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思い出の品とも
じっくり向き合って
片をつけていく
こんまり流の片づけ。

ひとりでもできるけど
片づけコンサルタントと一緒だと
大きな変化を感じられます。

家が片づくだけでなく
考え方も自然と
変わっていきます。

平日・土曜10:00-15:00
ご自宅に訪問して
片づけレッスンしています。

関西圏なら
行けるとこまで
行きますよ!

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この記事は#書くチャレアドベント2023 に参加しています!

https://note.com/mihoyaji/n/nd20f01d2f37e

矢島美穂さんがいつも音頭をとってくださる #書くチャレ

以前参加しようとして、完全に挫折したのですが
今回は1記事なら!ということで
参加させてもらいました!

他の方の文章も面白いので
ぜひのぞいていってくださいね!

すてきなクリスマスを🎄


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