予測からの推測
今日は2023年1月22日の日曜日、こんばんは、岸波豊です。
昨夜ハムスターは盛んに回し車を回してたんですが、今夜はずっとこもりっきりで、冬眠するんじゃないかと妻や子どもが心配しています。昨日はしゃぎすぎたんでしょうか?
さて、潜在意識に関する本でよく言われることに、潜在意識は自分と他人とが区別がつかないというものがあります。
他人に対する悪口が自分に対する悪口になるので、やめてポジティブな言い方にしよう、という内容でよく使われます。
この話からすると、ある人が他人に対して語ることはそのままその人自身の考えを表しているのではないか、とも思えます。
たとえば、あの人は独り占めをしてずるい、という人がいたとします。その人は、独り占めをしたいと思っていて、別の人がしたからそれをできなかった、もしくは、したいけれどもそれはずるいから我慢していた、と思っている、というようなものです。
そもそもその人が独り占めについてなんとも思っていなければ、そんなことを予測することもできません。実際に独り占めをされて悔しい思いをしたなど、なんらかの記憶に基づき予測した、ということは十分に考えらます。
逆に、自分は独り占めしたい、自分なら独り占めするのに、というその人が、他人も独り占めをするだろう、と目を光らせており、「あの人」の何らかの仕草が独り占めに見えた、ということも十分ありえます。
自分ならこうするから、人もこうするだろう、という予測です。
その人が現実の「あの人」を見る前に、「あの人」について予測をしている。その人の「あの人」に対する言明は、その人自身の「あの人」に対する予測であって、「あの人」だけではなくどの人であっても、むしろその人自身の願望ですらある可能性は十分あります。
ハムスターは、この記事を書いている間に、また盛んに回し車を回しています。眠かったのは妻や子、眠くても自分なら回し車を回すのに、と無理に起きていたのも妻や子。
ハムスターはそんな予測とは関係なく今日も元気に回しています。
そんなもんですね。
おやすみなさい。