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【こんな映画でした】358.[ナイル殺人事件]

2022年 1月31日 (月曜) [ナイル殺人事件](1978年 DEATH ON THE NILE イギリス 134分)

 1981年5月27日に映画館で観ている。今回は二度目だが、やはりすっかり忘れていた。オリヴィア・ハッセーが出ているが、当時27歳くらい。さすがにあの[ロミオとジュリエット]から10年後なので、やや容色が衰えた感じに見える。
 あとベティ・デイヴィスとかマギー・スミス。そして主役のジャクリーヌにはミア・ファロー。恋人はサイモン・マッコーキンデール。もちろん探偵ポアロ役はピーター・ユスティノフで、その相方の大佐をデヴィッド・ニーヴン。

 ともかく有名俳優を使った映画であった。監督は[タワーリング・インフェルノ](1974)のジョン・ギラーミン。最後まで犯人は、私には例によってだが、分からなかった。謎解きをされたら、ちゃんと伏線があったなとは気が付くのだが。

 ただラストだけは、テーブルの上に凶器となったピストルを置いたままにしてジャクリーヌに自由に歩かせていたので、それは危険を感じた。案の定であった。これだけは分かった。それと当時のナイル川下りの船室には部屋の鍵がなかったのだろうか。つまり誰でも自由に出入りできたようなのだ。もちろんそうでなければ殺人は不可能だったから。

 あとセリフにしゃれた文句があったようだ。対話・会話での遊びが見られる。ポアロ役については、私はこの映画ぐらいが良いと思う。あまり持って回った言い方をされると鼻につく。

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