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【こんな映画でした】653.[特攻大作戦]

2020年 8月21日 (金曜) [特攻大作戦](1967年 THE DIRTY DOZEN アメリカ 149分)

 ロバート・アルドリッチ監督作品、4本目として観た。リー・マーヴィンが出ている。長いので二回に分けて。どうもこの手のは性に合わない。戦争物というだけではなく、そこに囚人を利用してという、軍隊の非情さがあるからだろう。もちろん軍隊は基本的に非情なものではあるが。

 そういう点で、少しは軍隊批判という面もあるのかもしれない。「ロトントマト」では評論家で85%、オーディエンスで何と90%の支持がある。

 前半の訓練中のところは、ある意味面白い。後半の襲撃場面はただただ悲惨なだけで、私には活劇として観て楽しめるものではない。

 とまれ、そもそも論になるが、戦争を起こしてしまうと、何もかもが狂ってしまうということ。そして末端の多くの人々が酷い目に遇うということ。上官たち首脳部は、まさにその地位に胡座をかいて、ということ。特権階級である。

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