【こんな映画でした】123.[鳥]
2020年 7月 8日 (水曜) [鳥](1963年 THE BIRDS アメリカ 120分)
ヒッチコック監督作品。二度目。最初はもう33年前のしかもテレビでのことだから、初めて観るのと変わりはない。見知っていたシーンは、おそらく予告編などで観たものだろう。
やはり怖い映画である。現実に鳥が人間を襲った例を収集してのことだったらしいが、日常的には考えたくない事例だ。それともう一つ手塚治虫の『鳥人大系』を思い出す。こちらも怖い話である。
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ジェシカ・タンディ(撮影当時54歳)がミッチ(ロッド・テイラー)の母親役、[ドライビング Miss デイジー](1989)で観ている。主役はティッピー・ヘドレン、撮影当時33歳、初めて見るがなかなか魅力的、いかにもアメリカの女優といった感じ。
トリック撮影であるとはいえ、鳥に襲われるシーンは恐怖を感じる。この映画でもロケとスタジオ撮影とを上手く切り替えてやっている。ヒッチコックのカメオ出演は、映画が始まってすぐ、鳥のお店から犬二匹を連れて出てくる。これは分かりよい方だ。
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