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【こんな映画でした】155.[夏の夜は三たび微笑む]

2021年 9月 9日 (木曜) [夏の夜は三たび微笑む](1955年 SOMMARNATTENS LEENDE SMILES OF A SUMMER NIGHT スウェーデン 109分)

 イングマール・ベルイマン監督作品。英語字幕版。相変わらず細かいところは分からないが(私の英語字幕読解力の問題)、ストーリーと大体の言いたいことは分かった。ハリエット・アンデルセンはここではメイド役で、狂言回しを。重くなりがちなメインのストーリーを軽くする。それとヘンリックとアンとの橋渡しもしていたのだろう。

 シリアスな中に軽いコメディタッチを入れて展開する、それでもやはり男女間の愛情を扱った映画ということか。もっとも男は嫉妬し、女は作戦を立てて見事に成功させるということ。二組の男女は、元の鞘に戻る。

 一組は隠していた気持ちを駆け落ちという形で実行。ハリエット・アンデルセンは同じ階層の男性と結婚ということになるのだろう。

 ここでもやはり基本的には、上流階級の人々が主人公である。

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