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【こんな映画でした】269.[リトル・ミス・サンシャイン]

2021年 5月27日 (木曜) [リトル・ミス・サンシャイン](2006年 LITTLE MISS SUNSHINE アメリカ 103分)

 アビゲイル・ブレスリン(撮影当時9歳)出演作ということで。やはりこの頃が可愛い。ほとんどトンボメガネをかけているので感じが違うが、それはラストのミスコンでほぼ初めてじっくりと顔を見せるためなのであったろう。

 監督はジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス夫妻。初めて。父親役をグレッグ・キニア(撮影当時39歳)、ケイト・ブランシェットの[ギフト](2000)に出ていたようだ。母親役をトニ・コレット、撮影当時33歳。[めぐりあう時間たち](2002)・[イン・ハー・シューズ](2005)で見ていた顔だった。彼女の兄フランク役をスティーヴ・カレル、[メリンダとメリンダ](2004)で観ているようだ。無言の行をしていたオリーヴの兄は、ポール・ダノ(撮影当時21歳)。

 要するに「ミスコン」、それも小さな子どもたちのそれが基本アイテムの映画。オリーヴがミスコンの大会の補欠だったのが、繰り上がって出場できることになり、はるばる1200キロほどをカリフォルニアまで走って行く。それも家族全員(6人)で。

 ある種、ロードムービーで、その途中で様々な事件に遭遇することに。そしてあやうくミスコンに出られないか、との瀬戸際まで。好意的な係員に助けられて出場できることに。しかしそのミスコンの内容たるや、兄やフランクには我慢のならないもので、オリーブに出るな、と。

 しかし最後は自分で決断してオリーヴは出場。ただその踊りの扮装や振り付けがいかにも祖父のそれで、まったくソフィストケートされたものではなく、会場も大騒ぎに。そんな訳で結果が良いはずはない。それでもオリーヴというか、アビゲイル・ブレスリンは他の参加者とはひと味違うものを持っていた。

 とまれ祖父を除き、みんなでボロワーゲンで家へ帰っていくところで終わる。

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