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【こんな映画でした】611.[女はそれを待っている]

2021年12月 9日 (木曜) [女はそれを待っている](1958年 NARA LIVET BRINK OF LIFE SO CLOSE TO LIFE[英] スウェーデン 88分)

 イングマール・ベルイマン監督作品。原題の英語訳からすると「Brink of Life」、「命の輝き」とでもなるか。イギリスでのそれはかなりシニカルな訳だ。たしかに人生とはそういうものだとは思うが。

 さらに「brink」にも「縁、頂、最高点、瀬戸際、間ぎわ、寸前」の意味もあるとかで、いろいろと考えさせられる。それにしても邦題はひどすぎる。

 あとで調べるとこのブリンクは、悪いシチュエーションで使うとのこと。まったく「輝き」ではなかった。やはり瀬戸際か。

 内容は三人の妊娠中の女性の話であり、場所は病院のほぼ一室のみである。これも英語字幕版で観たが、比較的分かりやすかった。それは内容が分かりやすかったからかもしれない。

 三人の女性でいちばん年上と思われる女性に、イングリッド・チューリン。

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