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【こんな映画でした】498.[ショコラ]

2020年12月25日 (金曜) [ショコラ](2000年 CHOCOLAT アメリカ 120分)

 意外と良かった、というと失礼だが、この中古のDVDを買うのを決めたのは、やはり出演俳優。それもジュディ・デンチだろう。当たり、であった。監督はラッセ・ハルストレムで[シッピング・ニュース](2001)に続いて二作目。

 正直に言って、これはカトリック批判の映画だ。もちろん最後はハッピーエンドにして、矛を収めてはいるが。そしてこれはアメリカ映画だから、できたのかもしれない。ヨーロッパ映画では、なかなかだろう。

 さて出演者は、主人公ヴィアンヌはジュリエット・ビノシュ、撮影当時36歳。その娘アヌークにヴィクトワール・ティヴィソル、撮影当時9歳。あとジョニー・デップ、レナ・オリン。そして敵役の村長にはアルフレッド・モリナ。

 因襲深いフランスの田舎の村で、一人で立ち向かう女性を描いている。年号が出てきていて「1959年」の話。それにしてもチョコレートを捏ねるところは、見ていてよだれが出てきそうだ。甘いものは人の心も溶かすか(?)

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