【こんな映画でした】819．［武器よさらば］

2023年 1月10日 (火曜)　［武器よさらば］（1932年　A FAREWELL TO ARMS　アメリカ　79分）

　フランク・ボーゼージ監督作品。ようやく観ることができた。原作は有名なヘミングウェイのもの。第一次世界大戦も終わりの頃のイタリアでの話。ラストシーンは1918年の11月頃か。ハンガリーが降伏したとのニュースがあった。

　主演はゲーリー・クーパー（撮影当時30歳）とヘレン・ヘイズ（撮影当時31歳）。設定といい展開といい、ラブロマンスの常道を行く内容である。出会って恋に落ち、戦傷を負って戻ってきて再会。恋路の邪魔をされて二人は別れ別れに。そして土壇場で彼女の行き先を教えてもらいたどり着くが、その時はもう最後の時、というわけである。
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　戦争のまさに終わったばかりの瞬間に彼女は死ぬ。彼は彼女を抱き、平和となった街が見える窓の方に寄っていく。その後ろ姿で映画は終わる。