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【こんな映画でした】153.[夏の遊び]

2021年 7月19日 (月曜) [夏の遊び](1951年 SOMMARLEK SUMMER INTERLUDE スウェーデン 97分)

 イングマール・ベルイマン監督作品。英語字幕版。英語の題を訳すと「夏の合間」、原題をネットで見ると「夏のゲーム」と。主役はバレリーナ。その女性の13年前の「夏の合間」というか、夏休みの海辺での三カ月くらいの間のラブアフェアということになるか。

 それを現在と何度もフラッシュバックして描いていく。ここでも一人亡くなる。それでもラストはハッピーエンドということになるのだろう。

 邦題にはそれなりの苦労・苦心があるのだろうが、まずは何と言っても「惹句」であり、それを見ただけで映画館に足を運びたくなるようなものでなければならないのは理解できる。しかし、折角の原題の芸術的なものが、日常卑近な事象・事件に貶められてしまうの残念だ。これは今作に限らない私の思いである。

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