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【こんな映画でした】720.[裁きは終りぬ]

2020年12月 3日 (木曜) [裁きは終りぬ](1950年 JUSTICE EST FAITE JUSTICE IS DONE フランス 102分)

 アンドレ・カイヤット監督作品。被告人エルザ役は、クロード・ノリエ、撮影当時30歳。その愛人役にミシェル・オークレール、撮影当時27歳。

 なかなか凝った構成で、なるほど、と思わせられる。陪審員制の是非・安楽死の是非など、今もそのまま残っている問題である。

 解説には「ガンの恋人を安楽死させ殺人罪に問われた女性を、7人の陪審員が裁く。人が人を裁くことに疑問を投げかけた社会派ドラマ。ヴェネチア、ベルリンの国際映画祭で最高賞を受賞!」とある。

 この監督の作品は、若い頃に[愛のために死す](1970年 115分)というアニー・ジラルドの映画を観ている。それ以来となる。なお邦題は、原題どおりと言えるか。文語的な表現をしているが。

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