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明日から、引っ越しをして一人暮らしを始める話

 二十余年続いた人生の節目として、引っ越しエントリでも書いてみようかと思う。

 ここ一年~二年ぐらいは色々なことを試して、自分自身がVer5.0ぐらいまでは変化した気がする。アプデというほど進歩的なわけではないけれどセーブデータのバージョンはそれなりに更新されてきた。

 生まれたこの家は一軒家だ。
 広くも狭くもない。ただ、二十余年分の物があるので手狭にはなってきた。なので引っ越し先はとにかく広い物件を選んだ。大の字で寝転がってもまだまだあり余る、広大なる1K。

 明日からは、この家は「自宅」ではなく「実家」になる。
 帰る先はここではなくなる。

 そんなナイーブな文を書くほどホームシックになっているのかというと、実はそうでもない。むしろワクワクしている。ここから自分自身の人生が始まるのだ、という感じがする。多分誇張だ、それでも楽しみだ。

 一抹の寂しさのようなものはあるような気もする。
 でも、その感覚も嫌いじゃない。

 この土日は鍵を受け取って、買い出しをして、購入した家具と家電を配置して、と忙しくなるはずだ。月曜はリモートだけれど火曜は出社だ。寝坊しないだろうか。布団もベッドに変わる。

 いや、実はベッドフレームは人気なのか品薄でしばらく届かない。
 なので当面はマットレスで寝る民だ。それも粋だ、きっと。

 
 最近あまりnoteを書いていなかったし、わりあい頭の整理と称して真面目な内容が多かったし、そもそもが敬語調以外で書くのもはじめてに近い気がする。

 新しいことをやってみたくなったのだ。

 5月。まだ始まりの季節と言ってもいいはず。

 色々なことを試して、人生について考えて。
 わりと大きな方針転換もした。
 自分にとってはだけれど。

 いくつかやりたいテーマもできた。
 一人暮らしだからこそできることもある。

 新しい挑戦。
 新しい生活。

 それ自体はありふれたものなのだろうけれど、自分にとっては人生最初の、そして一度きりの経験だ。

 楽しみたいと思う。
 自分らしく。 


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