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【W杯開幕直前】日本代表・カナダ戦レビュー

こんにちは。zeroです。
遅まきながら、ワールドカップ前、最後のテストマッチである、先日のカナダ
戦を振り返ります。
最後のPKの場面など(あれが本番じゃなくて良かった!修正しよう!)
世間では色々厳しいことも言われているようですが…私的にはとてもポジティブに映りました!3つほど理由を挙げさせて頂きます。

【理由その①】森保監督の意図が伝わってきた
今回の対戦相手であるカナダのスタイルは、なるべく高い位置で奪って、少ないタッチ数でゴールを目指すショートカウンター。ボールを持てる時は、後方からビルドアップ。フォーメーションや攻守の切り替えなど、良い意味で日本と似ていて、試合としては、噛み合っていて緊張感がありました。W杯の対戦国で言うと、仮想コスタリカでしょうか。本番の展開も近いものになりそうです。
そんな中、注目のセンターフォワードは、浅野選手が務めました。ただ、長期の怪我明け、元々ポストプレーヤーではないので、この試合の先発としては、評価の割引が必要そうです。後半に上田選手と交代しましたが、本番のコスタリカ戦では、真ん中の選手にボールを当てて、サイドの上がりを待つ、ポストプレーがキーとなりそうなので、この位置は上田選手を先発で使うのではないでしょうか。得点こそなりませんでしたが、カナダの選手に身体を当てながらボールを奪う姿や得意の裏抜けは見ていて頼もしかったです。
また、最終盤の3バックへの変更、終盤は押し込まれ、中々両サイドバックが高い位置を取れていませんでしたが、システム変更後、攻撃にリズムも生まれていましたし、守るためではなく、中央はしっかり締めて、サイドから攻めようという、「攻撃的な」意図があったように思います。
森保監督やチームにとって、この試合の最大の目的は、試合から遠ざかっていた選手のコンディション調整とシステムのオプションの最終確認だったのではないでしょうか。そういう意味では非常にポジティブだったかと思います。

【理由その②】 怪我や体調不良が多い中、光った選手たち
得点を決めた相馬選手が良かったのは勿論ですが、この試合で一際輝いたのが柴崎選手ではないでしょうか。
ロシアW杯の頃は、文字通りチームの心臓でしたが、ここ数年は代表で思ったようなパフォーマンスが見せられず、苦しんでいた印象がありました。
ただ、この試合は違いました。ボールを持ったらとにかく前を向く。フリーの選手を見つけ、サイドに効果的なパスを送っていました。
アシストとなった相馬選手への中距離パスは美しかったです。
W杯に完全に照準を合わせてきた柴崎選手の復活に胸が熱くなりました!

【理由その③】最後に…鎌田選手の期待値、半端ないっっ!!!!
今回は、ボランチで起用された鎌田選手ですが、自陣でボール奪取→逆サイドの相馬選手にロングパス→止まらずゴール前に駆け上がり、自らクロスに合わせたシーンは痺れました。途中出場でフレッシュな状態とはいえ、圧巻のプレーでした!
プレーもそうですが、インタビューなどでもあまり多くを語らない鎌田選手…往年の中田英寿さんのような大物感も相まって、久々に日本にあれほどダイナミックな選手が現れたことは、本番に向けて期待しかありません!!

開幕まであと数時間、最後の“小さいワールドカップ“眠れない夜を楽しみましょう!!

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