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間違いだらけの多肉植物の防寒対策

ようやく昨日春分の日を迎え、やはり冷たい風の中にも日差しは春。
潔く葉を落としきっ桜の裸枝にも蕾が少しづつ膨らみ始めている。

さて、先々週から先週の大寒波。
こちら関東南部でも零度を下回る予報が出ていた。
人間の方は身体も冷えてしまい、首凝りからの腕の痛みが止まず、辛い毎日となっている。

『そうだ、植物たちも、防寒対策せねば』ということで、屋外に出しているいくつかの植物をどうするべきか、まずはWikipediaで検索。

『ふむふむ、多肉植物は零度を下回るのは良くないのか』

というわけで、まずは暖房のある暖かいお部屋に避難させることにした。

屋内避難中の多肉植物

その後10日ほど経って、『では、いつ外に出すべきか』と『多肉植物の冬越し』について、改めてyoutubeでマニアや生産者さんの動画を見たたところ、大きな間違いに気づいた。

『多肉植物は、種類によっても耐寒温度が違う』ということ。

『実は、雪が常時積もるような北の地域でなければマイナス二度くらいでも凍ったり、霜が降りなければ結構大丈夫。』
だとか。

『暖房の部屋は徒長したりするので良くない。
気温がマイナスになりそうな時だけ不織布などで防寒し、できるだけお日様と寒さに当てて強くする。』
など。

『ああ、皆様すみません、全部私の大きな間違いです。』
約10日ほど甘やかしてしまったことを猛反省する。

やはり、よくよく観察してみると、
折角葉先が紅葉し初めていい感じになっていたものが、日光不足により色が抜けるもの、また花芽だけだらしなく伸びてしまっているもの。
エケベリアの『七福神』は、他の種類に比べて水を必要をするものらしく、どんどん葉にシワができて元気がなくなっていた。

元気がなくなった多肉植物たち。

立春を過ぎた今日からは、スパルタ式に方針変更。
朝、外に出して水も与えてみた。
寒さにも、強くなっていただこう。

寒い時期の植え替えについても、動画を見る限りでは色々な意見があったが、いくつか大きめのポットに植え替えて、試してみることにした。

今日からは、スパルタ式。

4月には、お世話になっているzushi art galleryさんのグループ展『草花展』へ参加予定。
今回は、作品の展示ではなく、寄せ植えなどの鉢植え植物の販売で参加。
久しぶりの花屋さん仕事は、実は結構楽しみ。
注文していたエケベリアの苗たちもいくつか届いた。

エケベリアの苗

生花店で働いていた時は『左から右』で沢山の種類の植物が流れていった。
お客様に本に書かれたようなアドバイスができても、地域地域で気候が違ったり、自宅へ持ち帰ってからの生育環境が違うので、実のところそれが的確だったかは、今思い返してみると自信がない。

暫く、研究のつもりで多肉植物とお付き合いし、グループ展では少しでもいいお話ができればいいかな、と思っている。

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