二月の菜の花
『菜の花や月は東に日は西に』与謝蕪村。
立春を過ぎました。
冷え込む毎日が続いていますが、雲が切れると日差しが強くなってきたことを感じます。2月は毎年、春の深呼吸をするために二ノ宮の吾妻山へ菜の花畑を見に出かけます。
菜の花は、牧歌的でどこか懐かしい。
どんどん陽のほうに向かってスクスクと伸びてゆく。
素直で、素朴。
でも実は、こぼれ種でどんどん増える生命力の強い植物。
今日は、戦前のイギリスアンティークのブリキのタライにいけました。ゴチャゴチャしてますが、この方が素朴でナチュラルな感じを出せると思ったから。
ちなみにこちらは『食用』に採ってきたものを花瓶に刺しておいたら、
茎が陽の方向を向きながらくるくる曲がってしまった例。
あまりに可愛くなってしまったのでそっとこのままで。
『菜の花のオイルパスタ』はまたの機会にしましょう。
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